血統調査員のＹＲＡです。
「血統表は競走馬の設計図！」ということで。

今週はディープインパクト産駒。
Ｇ１馬の全弟が登場します。

ローマンネイチャー　父ディープインパクト　
6/27阪神５レースデビュー予定

父ディープインパクトは現役時代、７つのＧ１を制した「日本近代競馬の結晶」と謳われた歴史的名馬。
種牡馬としても２０１２年から２０２０年現在まで９年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
（2019年7月30日逝去）


母キューティーゴールドは現役時、未勝利。
繁殖としてこれまでデビュー済み産駒は８頭。
父フジキセキ（１勝）→父ディープインパクト（５勝・ショウナンパンドラ）→父マンハッタンカフェ（１勝）→父ネオユニヴァース（２勝）→父ヴィクトワールピサ（１勝）→父ダイワメジャー（２勝）→父ディープインパクト（未勝利）→父ディープインパクト（２勝・現役）
７頭が勝ち上がっており、２番仔のショウナンパンドラはＧ１を２勝（ジャパンＣ・秋華賞）。繁殖力は高い。
血統背景は父フレンチデピュティ（Deputy Minister〜Vice Regent〜ノーザンダンサー系）×母父ディクタス（〜Fine Top〜ハンプトン系）の組み合わせ。


父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ系の組み合わせはニックス配合。
全姉ショウナンパンドラの他にもダービー馬マカヒキ（現役）を筆頭に活躍馬を多く輩出している。

勝ち上がり率が非常に高い母からホームランも狙える配合。
仕上がりが早そうな本馬も初戦から期待。