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勝負すべきレース

  • 2010年05月17日(月) 00時11分
 先週はヴィクトリアマイルが行われました。GIレースの的中が続いていただけに、ここもキッチリと獲っておきたかったのですが、残念ながら馬券は外れてしまいました。個人的には、ブエナビスタは鉄板と判断したので、問題は相手探しという感じ。その相手については今回はかなり悩みましたが、直前のパドックを見るとプロヴィナージュとミクロコスモスが素晴らしかったので、これらに相手を絞り込んで決め打ちしてみましたが、結果は駄目でした。

 今考えるとプロヴィナージュは東京実績が無いこと、ミクロコスモスは極端な競馬しかできない可能性が高いことを考えると、勝負すべきではなかったかと考えています。ただ、直前の限られた時間の中ではそこまで判断するのはなかなか難しいことですが…。

 GIレースを的中させる場合には特に前準備が必要だと思います。各馬の資質をちゃんと把握し、月曜時点でフォトパドックを確認し、中間の調教内容を把握。枠順を見てほぼ結論に近い状態のものまで考えておいて、直前のパドックで最終修正。修正する際にもちゃんと各馬の特徴が頭に入っていれば、極端にデキが上がったかといって騙される(?)ことも無いですし、逆に少しくらい調子が落ちていても、資質とのバランスを考えて的確に判断することができるでしょう。

 私はGIレースに関しては基本的にレートを上げる傾向にありますが、これは全てのレースをひっくるめて、GIレースというものが最も多くの材料が出揃っているからです。フォトパドックもそうですが、調教のビデオなども充実しています。それらの前予想材料を全て把握しておいて、その時点で勝負できると感じたレースが、基本的に勝負すべきレースだと考えています。その勝負すべきレースのパドック、返し馬を見てOKならばかなりレートを上げても良いとおもいます。

 この春のGIレースは例年よりも力関係の把握がしやすく、決め打ちできるレースが揃っていますので、ここからのオークス、ダービー、安田記念、宝塚記念のどれかもしくは複数でいい勝負馬券が打てればと思います。

#あと、私自身の最近の馬券回収率を考えると、

GI
重賞
最終レース
障害

 という感じになっています。これからまた新馬戦が始まるので、そちらも例年好成績を残しています。これらだけやっていれば相当回収率は高いと思います。最終レースに関しては、その日の材料が全て出揃っているので、成績が良いのだと思います。最終レースのパドック情報はブログで無料提供していますので、是非そちらもご参考下さい。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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