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新馬戦はおいしい収入源

  • 2010年05月31日(月) 00時00分
馬券画像

 ダービーは必ず当てたいレースで、かなり気合いを入れて予想したのですが、結果は駄目でした。個人的に結構勝負してダメージを負いました。ただ、最後まであきらめずにあがいた結果、目黒記念で取り戻すことができましたが。やはり最終レースとは相性が良いようです。

 さて、ダービーが終わって、今度は2歳馬の新馬戦が始まります。先ほど触れた最終レースの相性も良いのですが、新馬戦もかなり相性が良いレースです。特に年内(2歳戦、3歳になる前)のレースはかなり的中率が良く、例年私の馬券収入の柱となってくれるレースです。

 そこで今回は新馬戦を見る上でのポイントを挙げておきましょう。
上から優先度が高い順です。

・能力

 未来のGI馬と未勝利で終わる馬が同時に出走していることもある条件なので、これが一番重要な要素になってきます。ツナギや筋肉の質、骨格のバランスなどチェックするところはかなりたくさんありますが、単純に見るならトモの容量と後ろ脚の蹴りの強さを見れば良いでしょう。

・適性

 陣営も手探りなので、全く適性の無い条件に使われている場合があります。能力差が大きく無い場合はこの適性による差が出やすいので、血統と馬体を見て把握しておけば、思わぬ高配当が獲れるかもしれません。

・仕上がり

 断然1番人気の馬でもかなり太めで出てくることもあります。前述の能力と適性が圧倒的ならば押し切ってしまう可能性もありますが、そうでない場合には消しておいた方がトータルではプラスになると思います。

・脚元の状態

 この時期で一番気をつけなければいけないのがソエと骨瘤ですね。これらの腫れが大きいと、割り引く必要があります。特に折り返しの未勝利が始まったら、一度使われたことでグンと腫れる場合がありますので、注意してください。

 新馬戦はこれらのポイントを押さえておけばかなりのレースを取ることができると思います。

 なお、上記の項目については過去のこのコラムでそれぞれ詳述していますので、是非バックナンバーも読んでもらえればと思います。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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