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一貫したポリシーを守る事が大事

  • 2010年06月28日(月) 18時00分
 ということを先週は本当に痛感しました。何のことかと言うと宝塚記念。

 上半期最後のJRA・GI競走だっただけに何としても的中させたかったのですが、逆にその考えが強過ぎて、攻めた予想ができなかったと反省しています。

 調教段階からナカヤマフェスタを推そうと考え、配当妙味があるのも分かっていたのに、前走ほどの調教の動きではなかったジャガーメイルを本命にしてしまい、ナカヤマフェスタは前日時点で○に落としてしまいました。ちなみにブエナビスタは3番手に落としましたが、これはもう少し道悪が残ると思ったからで、これ自体は問題なかったと思います。

 要は一番良く見えていて、配当妙味がある、ここでしか狙うところが無いというくらいのタイミングの馬を、思い切って本命にできなかったことが、本当に悔やまれるところです。

 春のGIシーズン全体で考えると、前半にいい予想ができたこともあって楽勝なのですが、ダービー・安田記念と連敗し、そして春シーズンの締めくくりであるということを考えて、「当てたい」という気持ちが強くなり過ぎてこういう結果になってしまったと思います。

 競馬というのは非常に流れというものが関わってくるギャンブルですが、ここで大事なのは一貫したポリシーを守ることです。

 私の場合、「的中率よりも妙味を採る」というスタイルで臨んでいる訳ですから、どれだけ外れが続いていようとも、目先の当たりそうなところを取りにいかず、妙味がある馬券を徹底して狙い続けるべきなのです。流れが悪い時に目先の「当たりそうな馬券」を取りにいくと、たいていは抜けるものです。また、逆に的中したとしても、その資金でまた堅いところに走って結局のところ溶かしてしまうというパターンも良くあることでしょう。

 私のように直前情報を主体にしていたり、リアルタイムで馬券を買う人などはこのような心理に陥ることもあるかと思いますが、一貫して自分のスタイルを貫ける姿勢で臨めば、そんな真理に陥ることがなく、どこかで帳尻を合わせられるような馬券が打てると思います。

 ここから夏競馬が始まり、古澤個人としては得意としている小倉(特に1開催目)が始まりますので、このような気持ちを強く持って、いい馬券を取れるように、またそんな情報を提供できるようにしたいと思います。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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