スマートフォン版へ

函館競馬レポート

  • 2010年07月05日(月) 14時00分
 先週は函館競馬に参戦。ファインモーションが出走した函館記念以来ですから、本当に久しぶりの参戦でした。建物がリニューアルされていて、非常にきれいな空間だったのですが、やはり感想としては「狭い」ですね。直線も短いですし、これが函館競馬の特徴ですね。最近は中京の改装などにしてもそうですが、広さばかりを追求している感じがあるので、こういう特徴は大事にして欲しいところです。

 そして函館競馬と言えば、馬券的に真っ先に思い浮かぶ特徴が、「芝が重い」ということです。普段から分かっていることですが、これを実感するには生の馬を見て、レースを見るという繰り返しをしないと駄目です。

 そうしないと、どういう馬が走るかという感覚がつきません。

 実際見てみると、骨が太くて筋肉量の多い馬が好走していました。五稜郭特別を勝ったマイネルキーロフや、日曜の最終レースを勝ったヒシフラッシーなんかは典型的なタイプでしょう。特に1200mのレースは獲りやすかった印象で、量の多いトモの筋肉から繰り出される蹴りが強い馬が買いとなります。この蹴りの強さは、パドックで歩いている時に、後肢を引き付けて、そこから後に押し出す力を見れば良いと思います。

 あとは返し馬での蹴りの強さもあわせてみればOKでしょう。

 ダートについては思ったよりも軽かった印象です。芝馬の様に素軽い馬がよく走っていました。あと、ちゃんと溜めが利くことも重要で、1700mでは溜めが利く血統(ブライアンズタイムのような)が好走していました。

 芝・ダート共にくるタイプがハッキリとしているので、決め打ちするようなスタイルで臨んでいけばいい馬券が獲れると思います。また行こうかなと思いました(笑)


古澤秀和 新著
古澤秀和の新刊が発売!
 競馬最強の法則誌面で連載していた「血統ヘルスメーター」を更に掘り下げ、待望の単行本化!

 この馬券術は、血統という要素に馬格(馬体重帯)という要素を加え、コース別にその狙い目を出したものです。血統である程度のコース適性傾向を見ることができますが、馬格という要素を加えることで、更に詳細な適性傾向を見ることができます。

 また、ただ単純にデータを集計しただけではなく、古澤氏自らが競馬場に通い、いつも見ている種牡馬の骨格や筋肉の質などの適性傾向も加味することで、本質的に適性の高いものをリストアップしています。
 >>Amazonでのご購入はこちらから

競馬総合チャンネルでは、毎週火曜日に先週のレースから次走注目馬を挙げる「現場発・激走馬リスト」、毎週金曜日に週末の馬券的注目馬を挙げる「現場主義者の狙い馬」を掲載中!

「DIデータ解析班」が活躍中!週末の予想は馬券総合倶楽部で!

古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「古澤秀和の競馬予想」へ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

馬券総合倶楽部にて予想提供中!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング