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各競馬場の馬場方針

  • 2010年07月19日(月) 00時00分
 先週から小倉と新潟が開幕。夏競馬も本格的にシーズンに突入してきました。そこで、各競馬場の馬場方針について書いておきたいと思います。

・函館
 先週の芝は思ったよりも軽かったです。ただ、軽いタイプが有利というわけではありませんので、基本的には少しパワーのある馬や血統を買えば良いと思います。シンボリクリスエスやグラスワンダーなどの、芝で戦えるスピードを持ちながら、しっかりと筋肉がついたタイプが狙い目となるでしょう。

 ダートは力が要る馬場でした。少し硬めの質の、鍛えられた筋肉をまとった馬が狙い目となるでしょう。

 芝・ダート共に天候が崩れると傾向は大きく変わり、芝は完全にパワータイプ有利、ダートは軽いタイプが好走する馬場になるでしょう。

・小倉
 芝は完全に軽い馬場です。まだ馬場が良いうちは雨が降っても軽いタイプ(骨が細めで軽いつくりの馬)が有利になるでしょう。タイキシャトルやサンデー系の軽いタイプが狙い目になります。

 ダートも軽めで考えて良いでしょう。普通のダート馬よりは少し骨が細めで、華奢に映るくらいの馬が好走すると思います。雨が降ると完全に軽いタイプが狙い目になるでしょう。

・新潟
 芝は時計こそマズマズ出ていますが、上位にきている馬は少し重たい血統が多い印象。リクエストソングが勝ったようにシンボリクリスエス産駒や、ブライアンズタイム系などが狙い目になりそうです。

 ダートは時計も早めで軽い印象。通常のダート馬よりも少し骨が細めの馬が狙い目になるでしょう。

 以上がそれぞれの競馬場の馬場傾向です。

 特に狙い目となるのは、全体的にパワーを要求された阪神芝から、全く逆の適性が求められる小倉の芝コースへの条件替わりとなる馬でしょう。2桁着順から一気の巻き返しがありますので、是非狙ってみてほしいと思います。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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