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買い方について

  • 2010年10月18日(月) 00時00分
 競馬総合チャンネルのパドック速報を見てくださっている方はご存知かと思いますが、秋華賞は良い予想ができたかと思います。ただ、馬券の買い方は大分失敗したなと思います。

★秋華賞馬券★

 秋華賞の直前情報は次の通り。

◎15***○4*▲10*注7△8△3

4番:(アプリコットフィズ)スピード感あふれる体。枠順も有利。
7番:(レインボーダリア)ここに入っても見劣らない。穴はこれ。
10番:(アニメイトバイオ)ビッシリ仕上がる。馬場も合う。
15番:(アパパネ)前走とは雲泥の差。三冠濃厚。

※「*」は差を表しています。最大5つ。

 この印のとおり、

・アパパネは完全に抜けていると判断。
・相手はアプリコットフィズでワイドはありそう。
・アニメイトバイオが3番手として他との差がある。

 という見解でした。この中から何を買うかが問題ですが、私が本線勝負に選択したのはアパパネ=アプリコットフィズの馬連・ワイドでした。

 現場では、返し馬が終わってから、更に情報をアップして馬券を買いますので、かなりバタバタしているのは確かながらも、かなり効率の悪い馬券を買ってしまったと思います。

 最も駄目なのが、アパパネ=アプリコットフィズの馬連を3万円購入したこと。10番アニメイトバイオの突込みがあるかもしれないという懸念を抱いておきながら、この馬券を3万円購入したというのはナンセンスです。

 では、ここで何を買うべきだったかというと、いくつか考えられますが、

(1)ワイド1点100,000円
(2)馬単15-4と15-10の2点買い
(3)馬単15-4本線、15-10押さえ、3連単15-4-10、15-10-4

 のいずれかかと思います。

 結果的には(3)が一番効率の良い馬券となりましたが、それはあくまで結果論で、リスクマネジメントを考えるなら(1)のワイド1点買いや、(2)の馬単というのもありだったと思います。

 何度かこのコラムでも書いていますが、競馬で最も重要視すべき部分は、予想法よりも馬券の買い方です。みなさんも、競馬を復習する時間をとって、自分の買い目を見ながら、どういう式別、配分、レースごとの配分をすれば最も効率が良いかを考えてみてもらえればと思います。

 これを毎週繰り返すことで、必ず収支は良い方向へ向かうと思います。

 #ちなみに、実際には馬連・ワイド以外の3連単・3連複もこの馬券くらいの払い戻しが出るくらい買いましたが、時間に追われて整然としない馬券になりましたので、ここでの掲載は止めておきます。

 ブログでアップするかも知れません。それにしても、土曜日から結構勝っていたので、3連単1万円は買えたな…と後悔・反省しています。

馬券画像



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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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