今回の菊花賞はトウカイメロディで勝負しましたが駄目でした。
本当に素晴らしいデキで、体の柔軟性も高く、期待したのですが結果は6着。速い脚があるタイプではないので、内で包まれて動いていけなかったことが敗因でしょう。決して力負けではないと思いますので、次以降のレースで期待したいと思います。
さて、レースを制したのはビッグウィーク。直前情報では▲に評価しましたが、デキは本当に素晴らしかったです。調教で頭が高いところ見せていたので、その点の不安を考慮して▲に留めたのですが、デキだけなら一番だったと思います。
ビッグウィークの勝因ですが、レースの流れも一因だとは思いますが、主にはやはり距離適性だと思います。ステイヤーと言うとジャガーメイルのようにツナギや胴など、全てのパーツが長いタイプが主ですが、ビッグウィークのようにツナギだけ長く、他のパーツは軽くて無駄がないタイプもいます。
写真を見れば分かると思いますが、非常に無駄なく研ぎ澄まされた馬体をしています。
前者の方は明らかに体型で分かるのですが、後者の方はなかなか気付くまでに時間が掛かることもあります。ビッグウィークに関しても、今回の週報の馬体写真を見るまで気付きませんでした。
こういうタイプを見つけるためには、体型とレース振りを照らし合わせながら把握していくことが重要でしょう。
昔と違い、近年の長距離GIは荒れる傾向にありますので、来年は今年のビッグウィークのようなおいしい穴馬を発見できるように、また1年間馬やレースを見ていきたいと思います。
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