先日行われたマイルチャンピオンシップは、13番人気の低評価ながらエーシンフォワードが制しました。私の予想では、前予想時点では穴馬の1番手という評価をしていたのですが、当日、全馬を並べて歩くパドックを見ると、他に良い馬が多過ぎて印を回すことができませんでした。
今回の前予想ではキンシャサノキセキを本命にしていたのですが、当日朝のオッズを見ると人気になり過ぎていたので、エーシンフォワードが配当的においしいので、これの単複狙いかなと思っていたのでもったいなかったです。
穴馬というのは、並べて見て発見できることも私のように馬体構造からの適性を重視する馬の見方ならよくあることですが、今回のエーシンフォワードのように前日時点でのチェックができていても、並べてみると買えないケースも多々あります。
今回の買い損ねから学ぶことは、「穴馬は比較しない方が良い」ということ。穴馬というのは全体と比べるよりも、その馬自体が好走できる状態にあるか、好走できるシチュエーションか、オッズの妙味があるかというところに注目すべきだと思います。
もちろん、他馬と横の比較をして序列をつけていく方法の方が確率は高いと思いますが、それでは今回のエーシンフォワードのような馬を拾って、それで勝負を掛けていくことはできません。
穴馬というのは独立要素として捉え、パドックのチェックでもその日に好走できる状態かということだけをチェックすれば良いと思います。
私のサイトでは「古澤秀和の穴馬10頭」というコンテンツを提供しているのですが、ここで挙げた馬で当日パドックで横の比較をして買えない事もよくあるのですが、今回の反省点を踏まえ見ていくことで、更に穴馬券を的中させることができるのではないかと思います。
|
古澤秀和の新刊が発売! 競馬最強の法則誌面で連載していた「血統ヘルスメーター」を更に掘り下げ、待望の単行本化!
この馬券術は、血統という要素に馬格(馬体重帯)という要素を加え、コース別にその狙い目を出したものです。血統である程度のコース適性傾向を見ることができますが、馬格という要素を加えることで、更に詳細な適性傾向を見ることができます。
また、ただ単純にデータを集計しただけではなく、古澤氏自らが競馬場に通い、いつも見ている種牡馬の骨格や筋肉の質などの適性傾向も加味することで、本質的に適性の高いものをリストアップしています。 >>Amazonでのご購入はこちらから
|
競馬総合チャンネルでは、毎週火曜日に先週のレースから次走注目馬を挙げる「
現場発・激走馬リスト」、毎週金曜日に週末の馬券的注目馬を挙げる「
現場主義者の狙い馬」を掲載中!
「DIデータ解析班」が活躍中!週末の予想は
馬券総合倶楽部で!
古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「
古澤秀和の競馬予想」へ