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牝馬の見極め方について

  • 2010年12月13日(月) 00時00分
 先週は阪神JFが行われ、1番人気のレーヴディソールが強さを見せ付けて勝ちました。2着にはホエールキャプチャが入線。競馬総合チャンネルで出した予想は◎▲だったのですが、ホームページで公開している予想では返し馬までチェックを入れますので、そこでホエールキャプチャの評価を上げることができ、きれいに馬券を獲ることができました。

馬券画像

 さてこのレース、一昨年はブエナビスタ、昨年はアパパネと、近年の勝ち馬は非常に強いレースなのですが、アパパネはまだしも、ブエナビスタやレーヴディソールといったところの強さをパドックで読み取るのはなかなか難しいことだと思います。
特にブエナビスタは華奢な造りで、同期のレッドディザイアと比べると、見た目にはレッドディザイアの方が筋肉隆々で強く見えると思います。

 では、こういった馬の強さをどこで見極めるかということですが、それは後肢の蹴りの強さを見れば分かります。レーヴディソールなんかは特にそうですが、後肢の蹄が着地してから、後ろに蹴り出されるまでのスピードがもの凄く速く力強いです。ブエナビスタも似たところがあって、ブエナの場合は特にツナギが強いのですが、レーヴディソールの場合は背中と飛節が強く、それらの力が最終的には後肢の運びに集約されるので、あれだけの蹴り出しの強さを見せるのだと思います。

 あと、これらの後肢の蹴り出しが一気に速いタイプの馬は、瞬発力に優れていて、速い脚を使えるということです。レースを見ても分かりますが、溜めて非常に切れる脚を使います。レースを見て比較するのも大事ですが、当日のパドックでこの部分をチェックすれば、今日はどれくらいのパフォーマンスを発揮できるのかということが分かるでしょう。

 もちろん、これだけで全てが分かるわけではありませんが、見た目で分かりにくい牝馬の競走能力や状態を見極めるためには有効な手段の一つと思っておいて下さい。

 さて、阪神JFでもう一頭人気を集めて惨敗したダンスファンタジアですが、掛からなければどれくらいのパフォーマンスができたかというところは皆さん気になるところではないでしょうか。今回は外目の枠を引いたことが主な敗因だと思いますが、内目の枠で前に壁を作って折り合いを付けられていれば、そこそこの競馬ができたと思います。

 ただ、ファルブラヴ産駒にしては非常に造りが軽いので、どちらかと言うと阪神や中山向きではなく、東京や京都のようなコースが合っているのではないかと思います。母のダンスインザムードは骨格がガッチリとしていて、ドッシリしたところを感じさせる馬でしたが、こちらはそういうところが無いので、そこまでのスケールは無いと思います。ただ、条件が揃えば、今回の上位陣とも大きな差の無い競馬ができると思います。

 理想は、京都か東京のマイル前後の距離で内枠ですね。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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