先週は5日の開催を合わせて4日間の開催。寒さもあって、現場に立ち続けるのはかなり体にこたえる開催です。また、今年は馬券の方も不調で、精神的にもかなりダメージを受けました。しかし、受けた借りは必ず返さなければいけないので、傾向を徹底分析して来週につなげたいところです。
さて、その先週の京都開催ですが、芝のレースはとにかく前残りが酷かったです。京都金杯やシンザン記念といった重賞レースにおいてもその傾向は同じで、京都金杯の決着馬番が2→5→4、シンザン記念が8→1→4という結果でした。シンザン記念の方は8番レッドデイヴィスが快勝していますが、これは前の2頭が離して飛ばしていった3番手からの競馬。結局は前と内枠しか来ない馬場だったということです。
この傾向には結構早い段階で気付いていてましたが、馬を見てしまうと買い辛い馬がいたり、なかなか馬券につなげることはできませんでした。ハッキリ言って1〜5番の3連ボックスでも買っておけば、普通に儲かる競馬ですね。
実際、1〜5番で決着した芝のレースは、
・5日11R 2→5→4:3連単51840円
・8日11R 3→5→4:3連単802140円
・9日9R 1→4→2:3連単14040円
・9日12R 2→3→4:3連単308880円
・10日11R 3→1→2:3連単55530円
と、芝レース18鞍中5レースがこの単純な買い方だけで的中できたものでした。
しかも80万馬券などの高配当が的中しているのも大きな特徴でしょう。また、この傾向はマイル以下の距離で顕著で、特に芝1200mについては2鞍中2鞍が1〜5番以内での決着でした。
こんな感じの傾向が出ているのですが、毎年そうなのかと思って調べてみると、意外とそうでもありませんでした。今年の馬場が極端だということでしょう。ということは、4日目の最後の芝レースでも3→1→2で決着したわけですから、今週も同じような傾向になる可能性はあるわけです。
馬を見て馬券を組み立てるのが主の私の予想法では、最も良い馬を買えないのはあまりマッチしている条件とは言えませんが、競馬というのはいつも形が変わるもの。
色んな角度からのアプローチが必要ですし、今週は更に柔軟に対応して、先週の借りを返したいですね。
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