競輪
内枠先行天国
- 2011年11月22日(火) 18時00分
先週のマイルチャンピオンシップは非常に不平等な馬場でした。内枠と先行馬、そしてパワーのある馬が非常に有利になっていました。これら有利な条件とまったく逆の不利な条件で競馬をした馬については完全に度外視できますし、次走は一気の変わり身を見せる可能性も十分あるでしょう。
勝ったエイシンアポロンは条件が揃っていて、ほぼ確勝という感じでした。5番枠、先行脚質、骨太のパワータイプ、立ちツナギと全ての要素が揃っていましたね。馬体は以前の厩舎にいた時よりも筋肉量がアップし、一見太く映るほどでした。レースの乗り方も完璧。正に勝つべくして勝った感じです。次走は香港にいくかもしれないということですが、パワーがあるので海外の馬場は合っていると思います。
2着のフィフスペトルは好仕上がりを見せていました。好走の要因は1番枠と力の要る馬場、そして馬場が分かっている鞍上でしょう。今後も力の要る馬場では常に上位争いを演じられそうです。
3着のサプレザは馬の資質だけで言うとメンバー中1、2を争っていたと思います。外差しがまったく決まらない馬場で、外からしっかりと差し込みました。運がなかっただけでしょう。来日した3回の中では最高の状態だったと思います。
4着のダノンヨーヨーは大分馬が良くなっていました。これも内枠、力の要る馬場と条件が合いましたが、差し脚質だったので4着も仕方がないところでしょう。一時のスランプは脱した感じもあるので、やや時計の掛かる馬場ならチャンスはあります。
5着のリアルインパクトは馬場適性が足りなかったかと。ディープインパクト産駒で手先が軽い馬なので、時計の速い芝の方が良いでしょう。軽い芝のマイルなら日本トップクラスの能力を持っていることは間違いありません。
6着のマルセリーナは一番惜しい競馬だったと思います。馬は前走と比べると雲泥の差があるくらい良くなっていました。鞍上も外を回すと届かないことが分かっていて、リスクをとって内へ行きましたが、結局は捌き切れませんでした。今回は運がありませんでしたが、馬は良くなっているので、次走辺りは復活が見られると思います。
8着のシルポートはパワータイプで馬場も合いそうだったので期待しましたが、直線は踏ん張りきれませんでした。ただ、馬は良くなってきているので、近々警戒が必要でしょう。
9着のミッキードリームは筋肉にメリハリが出て良い馬になってきました。今回は枠順が不利でしたし、マイルも初めて。1800mくらいがベストなので、そんな条件に使われてくれば上位争いになるでしょう。
13着に敗れたグランプリボスは思ったよりも仕上がっていましたが、枠順が悪かったですし、ゲートで煽った時点で終わりました。馬は徐々に良くなってきているので、次走辺りは変わってくるのではないかと思います。
14着のリディルは馬場が合いませんでしたし、掛かるところがある馬で外枠もきつかったと思います。また、体付きも短距離性向が強くなってきて、今なら1400mくらいがベスト、1200mとかで意外と花開くかもしれません。
15着のエーシンフォワードは右後の蹄に裂蹄防止テープを巻いていました。これから乾燥するシーズンなのでこれは心配です。
18着のキョウワジャンヌは馬場、枠順共に向かず、完全に度外視できる内容。軽い馬場の1800mくらいがベストでしょう。
先週のマイルCSでようやくこのサイトで出している直前情報が的中しました。高配当だったので、獲れた方はおめでとうございます。結構攻めた印を打ちますので、なかなか当たらないこともあるかと思いますが、トータルで帳尻が合う予想ができればと思っていますので、根気よく見てください。
【次走の注目馬】(＊)
リディル：今回は条件が合わず。阪神カップ辺りに出てくればチャンス十分。
ミッキードリーム：馬は良くなっているので、適条件の1800m〜2000mなら巻き返し。
オオミカミ：骨が太くてダート向き。時計の速い馬場もこなしたが、良馬場なら更に。上でも即通用する。
マイネルギブソン：馬体は良くなってきたが、気性面で掛かるところがある。時計が掛かる馬場のマイル戦なら一発ある。
(＊)サイトからのお知らせ
お気に入り馬へのメモ機能はnetkeiba.com(PC)でご利用いただけます。スマホ版「競馬総合チャンネル by netkeiba.com」、携帯版・競馬総合チャンネルへのメモ機能導入は現在準備中です。リリース日が決まり次第、サイト上でお知らせいたします。
▼古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「古澤秀和の競馬予想」へ
勝ったエイシンアポロンは条件が揃っていて、ほぼ確勝という感じでした。5番枠、先行脚質、骨太のパワータイプ、立ちツナギと全ての要素が揃っていましたね。馬体は以前の厩舎にいた時よりも筋肉量がアップし、一見太く映るほどでした。レースの乗り方も完璧。正に勝つべくして勝った感じです。次走は香港にいくかもしれないということですが、パワーがあるので海外の馬場は合っていると思います。
2着のフィフスペトルは好仕上がりを見せていました。好走の要因は1番枠と力の要る馬場、そして馬場が分かっている鞍上でしょう。今後も力の要る馬場では常に上位争いを演じられそうです。
3着のサプレザは馬の資質だけで言うとメンバー中1、2を争っていたと思います。外差しがまったく決まらない馬場で、外からしっかりと差し込みました。運がなかっただけでしょう。来日した3回の中では最高の状態だったと思います。
4着のダノンヨーヨーは大分馬が良くなっていました。これも内枠、力の要る馬場と条件が合いましたが、差し脚質だったので4着も仕方がないところでしょう。一時のスランプは脱した感じもあるので、やや時計の掛かる馬場ならチャンスはあります。
5着のリアルインパクトは馬場適性が足りなかったかと。ディープインパクト産駒で手先が軽い馬なので、時計の速い芝の方が良いでしょう。軽い芝のマイルなら日本トップクラスの能力を持っていることは間違いありません。
6着のマルセリーナは一番惜しい競馬だったと思います。馬は前走と比べると雲泥の差があるくらい良くなっていました。鞍上も外を回すと届かないことが分かっていて、リスクをとって内へ行きましたが、結局は捌き切れませんでした。今回は運がありませんでしたが、馬は良くなっているので、次走辺りは復活が見られると思います。
8着のシルポートはパワータイプで馬場も合いそうだったので期待しましたが、直線は踏ん張りきれませんでした。ただ、馬は良くなってきているので、近々警戒が必要でしょう。
9着のミッキードリームは筋肉にメリハリが出て良い馬になってきました。今回は枠順が不利でしたし、マイルも初めて。1800mくらいがベストなので、そんな条件に使われてくれば上位争いになるでしょう。
13着に敗れたグランプリボスは思ったよりも仕上がっていましたが、枠順が悪かったですし、ゲートで煽った時点で終わりました。馬は徐々に良くなってきているので、次走辺りは変わってくるのではないかと思います。
14着のリディルは馬場が合いませんでしたし、掛かるところがある馬で外枠もきつかったと思います。また、体付きも短距離性向が強くなってきて、今なら1400mくらいがベスト、1200mとかで意外と花開くかもしれません。
15着のエーシンフォワードは右後の蹄に裂蹄防止テープを巻いていました。これから乾燥するシーズンなのでこれは心配です。
18着のキョウワジャンヌは馬場、枠順共に向かず、完全に度外視できる内容。軽い馬場の1800mくらいがベストでしょう。
先週のマイルCSでようやくこのサイトで出している直前情報が的中しました。高配当だったので、獲れた方はおめでとうございます。結構攻めた印を打ちますので、なかなか当たらないこともあるかと思いますが、トータルで帳尻が合う予想ができればと思っていますので、根気よく見てください。
【次走の注目馬】(＊)
リディル：今回は条件が合わず。阪神カップ辺りに出てくればチャンス十分。
ミッキードリーム：馬は良くなっているので、適条件の1800m〜2000mなら巻き返し。
オオミカミ：骨が太くてダート向き。時計の速い馬場もこなしたが、良馬場なら更に。上でも即通用する。
マイネルギブソン：馬体は良くなってきたが、気性面で掛かるところがある。時計が掛かる馬場のマイル戦なら一発ある。
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