スマートフォン版へ

netkeiba

最近のNHKマイルCの傾向

  • 2012年05月04日(金) 12時00分
 昨年のNHKマイルC勝ち馬グランプリボスは、1000m通過タイムが推定58.2秒。一昨年の勝ち馬ダノンシャンティは57.9秒。3年前の勝ち馬ジョーカプチーノは57.7秒。過去3年の3着以内馬で1000m通過タイムが遅かったのはコティリオンとレッドスパーダの59秒。

 ここ3年のNHKマイルCは、1000mを58秒代前半のスピードで楽に追走できる馬が走りやすいレースになりました。よって、最近のNHKマイルCは、スプリンターの資質も高いレベルで持ち合わせている馬が走りやすいレースになっています。

 昨年の勝ち馬グランプリボスは父がサクラバクシンオー。1200mのスペシャリスト種牡馬です。一昨年の勝ち馬ダノンシャンティの父はフジキセキ。1200mのGI勝ち馬を複数出している種牡馬。3年前の勝ち馬ジョーカプチーノは1200m重賞ファルコンSの勝利実績を持つ馬でした。

 今年の出走予定馬で、日本の芝1200mG?勝ち馬を勝利している種牡馬、もしくは産駒が複数の芝1200mG?勝ち馬を出している種牡馬はクロフネ、オレハマッテルゼ、フジキセキ、アドマイヤマックス、サクラバクシンオーです。

亀谷敬正新刊
重賞アプローチ式 2012データブック 発売中!!
亀谷敬正氏が送る重賞予想本の決定版!馬券を獲るために本当に必要なデータとはどれなのか!? その答えがここにある!

レースで好走する馬たちには、個々のレースで傾向や特徴がある。それらを過去のレースから分析し、特に人気薄で穴を開ける馬たちの共通項をピックアップ。これを読むだけであなたの的中率、回収率はグッとアップするはず!

▼netkeiba.comのスマホ版「競馬総合チャンネル by netkeiba.com」、携帯版「競馬総合チャンネル」では、毎週金曜20時に亀谷敬正氏が週末の重賞を展望するコラム「血統ビーム的見解」を掲載中!

▼亀谷敬正氏の最新情報は「 亀谷敬正オフィシャルサイト」へ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング