サドラーズウェルズは、同じレースでまとめて上位に走ったり、同じ競馬場、コースで連続して馬券になる傾向が特に強い血統です。
先週の福島芝1800mは、土曜日の6レースでサドラーズウェルズが母母父のスピリテッドエアーが単勝14倍で勝利。日曜日のいわき特別で父父サドラーズウェルズのサクラボールドが単勝7.9倍で1着。そしてラジオNIKKEI賞は母父がサドラーズウェルズのヤマニンファラオが2着。最低人気で3着のオペラダンシングも父父サドラーでした。ちなみに、このレースでサドラーの血を持つ馬はこの2頭のみでした。
開催後半の福島芝は、毎年のように、サドラーの血を持つ馬が走りやすいバイアスが発生するようです。(先週サドラーで1つも馬券を取れていないのに書いていると虚しさが込み上げてきますが)
最終週に行われる七夕賞も06年以降、サドラーズウェルズの血を持つ馬はのべ9頭出走して4頭が馬券になっています。(07年アドマイヤモナーク2着、08年ミヤビランベリ1着、ミストラルクルーズ2着、09年ミヤビランベリ1着)
今年の出走予定馬でサドラーズウェルズの血を持つのは、ゲシュタルト、トーセンラーの2頭。ただ、いずれも人気が予想される馬。今年の七夕賞でサドラーの話題を出す必要もないような気もしてきましたが、その他のレースもサドラーの血に注目したいものです。
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