現地時間5日に行われた凱旋門賞の枠順抽選会。オルフェーヴルまさかの大外枠決定に、池江泰寿調教師、ライバルジョッキーたちの反応は。(取材・写真:沢田康文)

オルフェーヴルの馬名が呼ばれ…

大外18枠の抽選結果が披露された
大一番が刻々と迫る現地時間5日。凱旋門賞の枠順抽選会がパリ・凱旋門近くのレストランバーを貸し切って行われた。
会場には各国からの報道関係者80人が出席。サオノワに騎乗予定のA・アムラン騎手、ソレミアのO・ペリエ騎手、シャレータのC・ルメール騎手もその姿を現し、今年の抽選はロンドン五輪女子柔道の金メダリスト、リュシ・ドコスさんが務めた。
抽選は、カプセルに入った馬名と馬番が順に引かれる形式。
最初に枠順が決まったのはオルフェーヴルと人気を分けあうことが予想されるキャメロット。同馬は5枠に入り、次いでサオノワが2枠。シャーレタが11枠と、好枠を引き当てた。そして、6番目に馬名を呼ばれたのがオルフェーヴル。ドコスさんが大外18枠の抽選結果を披露すると、会場は大きなどよめきに包まれた