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冬の東京芝1600mの傾向

  • 2013年02月01日(金) 12時00分
 この時期(1月〜2月)に行われる東京芝1600m(過去2年)にて、産駒が5勝以上している種牡馬は、ディープインパクトハーツクライステイゴールドジャングルポケットデュランダル。デュランダル以外は芝2000m以上の上位種牡馬でもあるように、スタミナ指向が強い種牡馬が並んでいます。

 なお、これらスタミナ種牡馬で勝利した馬のおよそ50%は母父がミスプロ系かストームキャット系かダンチヒ系の馬。

 つまり、父がスタミナ型種牡馬であれば、母父は1200mにも対応できるような米国型の速い血を持つタイプの方が、より好走率が上がるわけです。

 また、この時期の東京芝1600mは1〜3枠に入った馬は勝率9%で複勝率26%。単勝回収率、複勝回収率ともに95%を越えています。

 一方、7〜8枠の馬は勝率4%。複勝率は15%。単勝、複勝回収率はともに30%台。圧倒的に内枠有利で外枠は不利な傾向が出ています。

 先週も、東京芝1600mは2レース行われましたが、いずれも3コーナー2番手以内の馬か7番より内の馬。内を回ってきた馬が有利でした。

 今週末の東京芝1600mも「芝1800m以上をこなせるような血統背景を持った馬。特に父か母父が1400m以下にも対応できる血統」を持ち合わせた馬の中で「内寄りの枠を引いた馬」を狙うアプローチが有効でしょう。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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