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馬力タイプのサンデー系が走る、今の東京芝1400m

  • 2013年02月08日(金) 12時00分
 東京芝1400mで行われた1月26日のクロッカスSはアドマイヤジャパン産駒のシーブリーズライフディアセルヴィスが1、2着。

 2月3日、6レースの新馬戦(東京芝1400m)を10人気の人気薄ながら2着に走ったクレメンタインの父はトーセンダンス。春菜賞(東京芝1400m)を勝利したナンシーシャインの父はブラックタキシード。

 アドマイヤジャパン、トーセンダンス、ブラックタイドはいずれも父がサンデーサイレンスで母父がノーザンダンサー系。リーディング上位ではなく、ローカルやダートの方が種牡馬成績が上位の種牡馬。

 つまり、今の東京芝1400mは、モダンなスピードよりも、ローカルで馬力を活かすタイプのサンデー型種牡馬の産駒が走りやすい傾向を見せています。

 また、2月3日、6レースの新馬戦(東京芝1400m)を単勝17倍で勝利したプレイアップの父はリダウスチョイス。1月27日、12レース(東京芝1400m)で10人気ながら3着に走ったキョウエイバサラの父はオージールールズ。いずれも父はダンチヒ系、ディンヒルの系統。馬力とスプリント指向のスピードに優れたディンヒルの系統馬も今の東京芝1400mにマッチしています。

 なお、今開催の東京芝1400mにて、前走出走経験のある3着以内馬(新馬以外)9頭すべては、前走が3コーナー4番手以下。このうち、7頭は3コーナー7番手以下。中段より後ろからの競馬で、3〜9着程度にジリジリ伸びて入線したタイプが走っています。

 と、傾向を書いてはみたものの、今開催は東京芝1400mのレースを1度も的中させていないように、傾向がわかったところで馬券が当たるわけではないのですが、東京芝1400mのレースが4鞍組まれている今週末こそは、複数の的中を実現させたいものです。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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