東京芝1400mで行われた1月26日のクロッカスSはアドマイヤジャパン産駒の
シーブリーズライフ、
ディアセルヴィスが1、2着。
2月3日、6レースの新馬戦(東京芝1400m)を10人気の人気薄ながら2着に走った
クレメンタインの父はトーセンダンス。春菜賞(東京芝1400m)を勝利した
ナンシーシャインの父はブラックタキシード。
アドマイヤジャパン、トーセンダンス、ブラックタイドはいずれも父がサンデーサイレンスで母父がノーザンダンサー系。リーディング上位ではなく、ローカルやダートの方が種牡馬成績が上位の種牡馬。
つまり、今の東京芝1400mは、モダンなスピードよりも、ローカルで馬力を活かすタイプのサンデー型種牡馬の産駒が走りやすい傾向を見せています。
また、2月3日、6レースの新馬戦(東京芝1400m)を単勝17倍で勝利した
プレイアップの父はリダウスチョイス。1月27日、12レース(東京芝1400m)で10人気ながら3着に走った
キョウエイバサラの父はオージールールズ。いずれも父はダンチヒ系、ディンヒルの系統。馬力とスプリント指向のスピードに優れたディンヒルの系統馬も今の東京芝1400mにマッチしています。
なお、今開催の東京芝1400mにて、前走出走経験のある3着以内馬(新馬以外)9頭すべては、前走が3コーナー4番手以下。このうち、7頭は3コーナー7番手以下。中段より後ろからの競馬で、3〜9着程度にジリジリ伸びて入線したタイプが走っています。
と、傾向を書いてはみたものの、今開催は東京芝1400mのレースを1度も的中させていないように、傾向がわかったところで馬券が当たるわけではないのですが、東京芝1400mのレースが4鞍組まれている今週末こそは、複数の的中を実現させたいものです。
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