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青葉賞はツキがあるアウォーディー/トレセン発秘話

  • 2013年04月26日(金) 18時00分
 キズナが毎日杯を勝った後、皐月賞をパスし、京都新聞杯→ダービーのローテを発表した佐々木調教師。ダービーに向かうまでのワンクッションに京都新聞杯を選んだことについて「輸送もないし、ダービーを本気で狙うならここがベスト」と言い切っている。

 今週、東京で行われる青葉賞は本番と同じコースで、足慣らしという意味での舞台設定はこちらのほうがベターなのだが、過去にここからダービーの勝ち馬が出たことがないという摩訶不思議な重賞でもある。

「藤沢(和)さんのところのシンボリクリスエスが青葉賞であれだけ強い競馬をして本番は勝てなかった。そういうレースなんだと思うよ。関西馬が青葉賞を使うとなると、本番も含めて短期間で輸送が2回だからダービーで好勝負するのはより難しくなる。俺も以前、タカラシャーディーで青葉賞からダービーへ向かったけど、本番では結果がイマイチだったからね(03年青葉賞2着→ダービー11着)」。

 今年、アドマイヤスピカ、ラストインパクトで2頭出しを敢行する松田博調教師も、00年の青葉賞を快勝したカーネギーダイアンが本番で7着に敗れている。「やっぱり権利を取るのにやっとの馬と王道のクラシックを使ってくる馬とでは力が違う」と思ったそうだ。

 その青葉賞、週始めから「出れそうですか?」と報道陣に逆取材していたのがアウォーディーの松永幹調教師。賞金上位馬の回避で1勝馬でも何とか出走できそう。運がある。「前走(大寒桜賞2着)はスムーズさを欠きながらのレース。勝ち時計はその日のメーン(名鉄杯=古馬1000万下)より速かったし、出られたらいいところがあると思います」。現役時代に秋の天皇賞を勝ったヘヴンリーロマンスの子で一発がありそうだ。
(栗東の坂路野郎・高岡功)

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