昨年6月16日の阪神新馬戦。パドックでかわいらしいメンコを着けた馬に注目が集まった。
カシノピカチュウ。馬名の通り、某ゲームソフトのキャラクターを模した黄色地に赤いホッペ、耳の部分が黒くなった特徴のあるメンコだ。
「あれを見てこの馬のファンになってくれた小さい子もいたんです。一回お父さんと一緒に厩舎まで見に来てくれて。今ではその子とメールでやりとりするぐらいになってますよ」とは担当の古閑助手。
訳あって新馬戦以降はそのかわいいメンコを着けていないカシノピカチュウだが、一部の競馬ファンの間で人気を博すようになったという。
「ブログとかで結構取り上げてもらってうれしい限り。馬券的な人気はいつもないけどね(笑い)。ただ競馬にいけば毎回しっかり走ってくれる。ずっと使いづめだけど、カイバをしっかり食べるから体が減らないし、いつも元気いっぱいです」
そんなカシノピカチュウがとうとうGI・NHKマイルCの舞台まで上り詰めた。これは注目せざるを得ない。
「最近は右回りでも手前をしっかり替えるようになったけど、左回りの方がスムーズなのは確か。東京コースに替わるのは歓迎ですね。何せレースが上手だし、このメンバーでもいいところがないかなと思っているんです」(古閑助手)
鞍上にC・デムーロが空いていたのも何かツキを感じさせる。日本だけでなく、ヨーロッパでも大人気のピカチュウ。ひょっとしたらデムーロも知っている? 世界的人気を博すピカチュウとイタリアの若き名手とのコンビは要チェックだ。
(栗東の坂路野郎・高岡功)
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