先週、坂路小屋でダービーの日に21年ぶりに行われる復刻競走、ダービースタリオンズステークスの話になった。
日本、英国、フランス、アイルランド、米国のダービー優勝馬の産駒しか出走できないというレースで、ダービー80周年を記念して施行される競走なのだが…。どうも、このレースへ出走を予定する馬が現時点では少ないようで、JRAが各キュウ舎に使ってくれるように参戦を促している状況なのだとか。
ダービー優勝馬の子という時点で、出走資格はかなり絞られてしまうが、その中でも産駒が多く活躍しているディープインパクトとキングカメハメハ2世に長い距離を走る馬があまりいないというのがメンバーが集まらない理由の一つになっているという(ダービースタリオンズSの距離はダービーと同じ芝2400メートル)。
こんな話を聞くとまた頭をもたげてくるのが、本質的にディープ産駒に長距離は向かないのではという疑念。産駒デビュー2年目のころはマイル近辺に活躍が偏ったため、ディープ産駒=マイラーという評価も少なくなかった。そこで、産駒がデビューしてからこれまでの距離別成績を調べてみると…根幹距離(1200、1600、2000、2400メートル)の中で一番勝率がいいのは実は2400メートル。日本一のチャンピオンホースは、やはりチャンピオンコースに誰よりも強かったというわけだ。
となればオークスなど答えは簡単。ただでさえ、距離不安がささやかれても結果を出すことが多い桜花賞組上位2頭(アユサン、レッドオーヴァル)に、フローラSがとんでもなく強かったデニムアンドルビー。この3頭の中から、勝ち馬が出てくると考えるのが普通だろう。
(栗東の坂路野郎・高岡功)
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