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社台系セール出身馬“勝負モード”突入/トレセン発秘話

  • 2013年06月26日(水) 18時00分
 上半期の総決算・宝塚記念も終わり、いよいよローカルモード全開。秋のGI戦線が始まるまで競馬関連の派手なトピックも少なくなる?

 いやいや、7月8、9日に開催される日本一のセリ市「セレクトセール2013」。この一大イベントに向けて早くも関係者が熱くなっている。

「セレクトセールに向けて、ちょっとでも成績を上げたいと思っているんです。セール直前に成績を上げてリーディングの順位が上に行けば、セール当日にオーナーや関係者とも話が弾む。それによって、いろいろな面で厩舎に好結果をもたらす可能性があると思うんです」と語るのは松田国調教師。

 確かにセール前に重賞を勝ったり、新馬戦を派手に決めれば、セールで新規馬主との思わぬ出会いがあったりするかも。

 そういえば何年か前、セール直前にセレクトセール出身の評判の2歳馬が予定を繰り上げて新馬戦を使い、快勝したことがあった。

 当時、厩舎の人間に聞いた話では「セレクトセールがあるからその前に宣伝のために使ってほしいという依頼がオーナーサイドからあった」とか。

 セール前にセレクトセール出身馬が次々に勝ち上がるようならその宣伝効果は計り知れない。そういう意味でも社台系のセール出身馬は、これからセリが行われる直前まで、いつも以上に“勝負モード”に突入している可能性がある。

 今週、来週の競馬は松田国調教師のようにセールに向けて野心を燃やすトレーナーの管理馬、もしくはセール出身馬を重点的に狙ってみるのも面白いかもしれない。
(栗東の坂路野郎・高岡功)

※本日は『吉田竜作マル秘週報』も更新されております。下部のバックナンバーからご覧ください。

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