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ラブリーデイは秋が楽しみ/小倉記念パドック回顧

  • 2013年08月06日(火) 18時00分
 小倉記念はメイショウナルトが優勝。渋った馬場がどうかと思っていましたが、稍重発表でも勝ち時計や上位に入線した馬を見ると既に乾いていたということでしょう。手先が軽いタイプなので、この要素は大きなプラス材料でした。レースは内が開いていてそこを進出できたのは大きかったですし、仕掛けのタイミングもさすが武豊騎手という感じでした。斤量が軽かったこともあって、1頭違う競馬をしていたと思います。今後は斤量が重くなってどんな競馬ができるかが課題でしょう。ただ、着実に力を付けているので、大崩れは少ないタイプだと思います。

 2着のラブリーデイは3歳馬で53キロの斤量でしたが、休み明けを考えると良く走っていたと思います。馬体は柔らかい筋肉が豊富に付いて良くなっていましたし、こちらについては秋の活躍が非常に楽しみです。2000m前後の距離なら重賞を勝つ力はあると思います。

 3着のマイネルラクリマは良いデキでしたが、時計が速過ぎたことと58キロの斤量がこたえた感じです。もっと力の要る馬場で巻き返しを期待したいと思います。

 4着のダコールはスッキリと仕上がっていましたし、馬体の張りも悪くなかっただけにちょっと物足りない内容でした。

 5着のマックスドリームはもう少し渋化が残っていればチャンスがあったと思います。パワータイプだけにもっと力の要る馬場が理想です。

 6着のエクスペディションはデキ自体は悪くなかったと思いますが、斤量がこたえた感じです。

 12着に敗れたナリタクリスタルは、馬体自体良くなっていましたし、58キロの斤量でも上位争いを期待したくなるデキでしたが、レースでは4角でスムーズさを欠いて、更に外に振られた後ぶつかるという致命的な不利を受けました。今回はレースになりませんでしたが、次の穴候補としては覚えておきたいところです。

【次走の狙い馬】
ラブリーデイ
着実に良くなっているし、2000m前後なら重賞は勝てそう。

ナリタクリスタル
持ち直しているし、次走はちょっと面白そう。

エーシンサファイア
好素材。次走はほぼ確勝。

モオプナツヨシ
好馬体。休み明けを叩いて次走は勝ち負け。

ブリスコーラ
馬体は良かったし、次走の巻き返しを期待。

レッドサクセサー
パッと見はできていたが、まだ余分な脂肪があったか。次は巻き返す。

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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