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netkeiba

黄金種牡馬で100倍返し

  • 2013年10月18日(金) 18時00分
 たいていは「3日間開催なんてなければいいんだ」と思うんですが、年に1、2回だけは「やっぱ3日あったほうがいいよねー。馬場も土、日と考慮できるので読みやすいし」なんて思う日があります。今週の月曜が、まさにそんな1日でした。

 10月14日の京都12レースはホームページで公開している予想の勝負レースに指定。
 本命、対抗にはゴールドアリュール産駒の16番ヒシアメジスト、13番セトノミッシーを選び、4番手には勝ち馬のセイラ。本命、対抗、4番手の大本線で3連単68万馬券を的中。

 秋華賞は、キングマンボの血を重視したものの、自分が評価した馬以外のキングマンボの血を持った馬が上位を独占。しかし、月曜京都12レースは、ゴールドアリュール産駒が2頭しか出ていなかったので、選び間違えようがありませんでした。GIレースでむしり取られたお金を「金(ゴールド)の種牡馬」で100倍返しです。

 というコラムを前も書いたな。と思ったら6月中旬に書いてました。宝塚記念が行われた6月23日。秋華賞同様、宝塚記念も自分が本命にしなかったステイゴールド産駒が快勝して惨敗。そして最終レースでは、2頭しか出走していなかったゴールドアリュールが見事に1、2着したのです。

 ステイゴールド、ゴールドアリュール、キングカメハメハと金の名がつく種牡馬はたくさんいますが、ボクにとって最もお金になる種牡馬はゴールドアリュールなのですね。

 10月25日に発売される「血統ビーム黄金ガイド」では、金になる種牡馬の狙い方がたくさん出てきますが、ゴールドアリュールは何度も登場します。それだけ金になる種牡馬です。ちなみに、京都12レースのセトノミッシーは巻末の買パターンのリストに該当する馬でした。

 さて、わざとらしい告知が終わったところで菊花賞。今年はクリスエス×スペシャルウィークの産駒が2頭出走(エピファネイア、ユールシンキング)

 シンボリクリスエスの黄金配合となりそうな予感もしますが、そんな話をしても馬券的にはあまり意味が無いことも「血統ビーム黄金ガイド」では主張しているつもりです。(血統評論家活動としては、そういう話を書いてたほうが楽なんですが)

 エピファネイアはシーザリオが今年の菊花賞に出たらどうなるか? と考えればいいんじゃないでしょうか。ボクは高い確率で馬券には絡むんだろうと思いますが。

 菊花賞で注目すべき血統の傾向は「ダービー、皐月賞には縁のないサンデー系種牡馬」
「リーディング下位のサンデー系種牡馬」でも通用するどころか、上位のサンデー系よりも、むしろ皐月賞、菊花賞向きではないサンデー系の方が馬券的な期待値は圧倒的に上なのです。

 昨年7人気で3着に走ったユウキソルジャーは父がトーセンダンス。2010年13人気3着のビートブラックは父がミスキャスト。08年9人気3着のナムラクレセントはヤマニンセラフィム。

 いずれも父は現役時代GI未勝利。種牡馬リーディングも下位で産駒も皐月賞、ダービーには縁がありません。今年の菊花賞ではサムライハート、ブラックタイドがいわゆる「ローカルサンデー」

「サムライハート産駒は凱旋門賞を勝てる可能性がある」なんてコラムを某所で書いてしまったのですが、その前に菊花賞で通用することも見せてほしいものです。

 凱旋門賞といえば、今年の勝ち馬トレヴはモンジュー系の馬。モンジューの系統は欧州のステイゴールドと勝手に呼んでいるのですが、産駒に安定度はないものの、ハマった産駒は大物に育つ系統。ダビスタ風にいえば、実績A安定Cの系統です。バンデの父はモンジュー系のオーソライズド。日本でも通用するのかも興味深いところ。

最終的な見解と注目馬は無料メルマガで書きますが、先週はまったく走らなかったので(多分10頭上げても当たらなかったと思います)今週ぐらいは走ってほしいものです。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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