天皇賞秋はジャスタウェイが快勝。ホームページの無料メルマガでは、ジャスタウェイの推奨理由(注目馬3頭のうちの1頭)に「昨年よりも着順を上げられる」と書いたのだけは、結果的に本当のことになってしまいました。もっとも、あそこまでブッチギると事前にわかっていれば、本命にしましたが。(いや、事前にブッチギルとわかるなら、誰にも教えず全財産突っ込みますが)
ジャスタウェイの馬主さんは「「銀」魂(ギンタマ)」脚本家。ボクの新刊は、「血統ビーム黄「金」ガイド」なので、作品が「金魂」だったら本命にしたかもしれません。と、書くと誤解を受けそうな話は止めて、お父さんのハーツクライについて。
ジャスタウェイは新刊「血統ビーム黄金ガイド」のP148に掲載されている期待値の高いゾーンに該当する馬でもありました。なんて書くと、新刊を注文していただいたのに、品薄のため先週お手元に届かなかった方々の気分を害しますでしょうから、もうネタを明かします。ハーツクライは単純に1-2人気の単勝期待値は低いのですが、3人気以下の気楽な人気なら単勝期待値は高くなります。
ハーツクライの単勝は、人気に関しては「金」(1人気)よりも、銅ぐらい(3人気以下)がいいのです。
今週末のアルゼンチン共和国杯もハーツクライ産駒が出走しますが、法則通りに淡々と馬券を買うなら、3人気以下ならアタマ期待。1-2人気なら2、3着に入る馬券を重点的に買うべきなのでしょうね。もちろん「1、2人気だったら好走確率は高いけど負ける。3人気以下なら勝つ」ということではないですよ。勝率そのものは1,2人気の方が高いんですから。なお、その他の血統分析も含めたアルゼンチン共和国杯の注目馬は、今週も亀谷ホームページで公開します。
アルゼンチン共和国杯はサンデー産駒直仔よりもロベルト系のリアルシャダイ産駒のほうが勝ち星、連対数が多かった珍しいレース。当時とは馬場も種牡馬情勢も違うのですが「中距離での直線スピード比べが苦手な」馬が走りやすいのは変わりません。
さて、延々とハーツクライの話を書きましたが、先週の「反逆の馬券術」にとってはのハイライトは、天皇賞秋でもハーツクライでもありません。土曜の地味ーな「反主流距離」で行われたスワンSです。
本命のコパノリチャードが単勝20倍で楽勝。2着も相手本線のダイワマッジョーレ。いずれも父はダイワメジャー。ダイワメジャー産駒の1,2着。新刊「血統ビーム黄金ガイド」のリスト該当馬が1,2,3着を独占。
実は、4着のレッドオーヴァルも、買いの法則には一部当てはまっていたため、一瞬本命にしようかと思ったのです。が、単行本を読み返してみると、ディープインパクト産駒よりもダイワメジャー産駒を評価しなければならないレース。結果的に、基本事項通りの決着となりました。
この件の詳細は、1400m重賞が土曜日に2鞍も行われる来週に書くつもりです。