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◆ダートや力の要る馬場なら一級品、アジアエクスプレス

　朝日杯FSはアジアエクスプレスが優勝。馬体的にはツナギが立っていて、筋肉の質やフットワークを見てもやはりダート向きだと思いますが、今の中山の力の要る馬場が合った感じです。軽い馬場では苦戦するかも知れないので、その辺りは馬券的に疑いたいところもありますが、ダートや力の要る馬場なら一級品でしょう。

　2着のショウナンアチーヴは蹄が立っていて硬さもあるタイプなので、先週の馬場に対する適性が高かったと思います。この馬も勝ち馬と同じような適性がありそうです。力の要る馬場では評価して軽い馬場では疑って掛かりたいと思います。

　3着のウインフルブルームはスペシャルウィーク産駒で馬格もある馬なので、これも今の馬場に対する適性が高かったと思います。上記2頭と同じく、軽い馬場だとスピード負けする可能性が高いです。

　4着のマイネルディアベルも馬場適性で好走したタイプです。

　5着のアトムはパドックを見て馬場にパワー負けする可能性はあるなと思いましたが、デキ自体は良かったと思います。思ったよりも馬場が重たかった感じです。能力が高いのは確かなので、もう少し軽い馬場なら一気に巻き返すでしょう。

　6着のショウナンワダチはかなり強くなりそうな馬ですが、枠順が悪かったと思います。平等な条件なら巻き返します。

　7着のプレイアンドリアルは太かったですし、それに起因してかテンションが高かったと思います。柔軟性が高く、能力は高いものを持っているので、絞れてくればもっとやれると思います。

　8着のサトノロブロイは素晴らしい馬体になっていましたが、結果的に距離が短かったかもしれません。2000mくらいあれば違う競馬ができると思います。

　10着のベルカントは牝馬離れした筋肉で、柔軟性も高いので走ってくることは間違いありませんが、今回は距離が長かったです。1400m以下が合っているでしょう。

　11着のツィンクルソードは結果的にもう少し短い距離の方が良さそうです。

【次走の狙い馬】

・アトム
今回は馬場が合わなかった。もっと軽い馬場なら。

・ショウナンワダチ
今回は枠順が悪かった。東京コースで巻き返し。

・サトノロブロイ
今回は距離が短かった。2000mくらいあった方が良い

・リヤンドファミユ
ボリューム感が出て良くなっていたが、今回は太かった。次走は圧勝まで。