◆ハープスター2着も視野に 桜花賞はおそらく
ハープスターの一本かぶりだろう。8枠18番という枠順を引いたが、同馬はインに突っ込んでいくほうがリスクなので、この枠から外々を回るほうが安全といえば安全。ただ、なにぶん他頭数の大外ぶん回し(おそらく)なので、要領よく進めた馬にやられての僅差2着という可能性も視野には入れておきたい。
2歳女王
レッドリヴェールは、例の少ない阪神JF→桜花賞直行なのでジャッジが難しい。一般論として2歳G1馬の年明け緒戦は過剰人気になりやすい(牡馬も含めて)ので、実際のオッズを見て馬券上の扱いを判断していきたい。
過去の桜花賞を振り返ると、チューリップ賞とフラワーCがステップレースとして機能しており、フィリーズレビューは少し差がある。アネモネSはほとんど機能していない。今年はフラワーC組がいないので、ハープスター以外のチューリップ賞組も重視したい。
ヌーヴォレコルトはデビュー戦で前残りの競馬を差せなかったことを除けば成績に疵が少なく、期待が持てる。ただ前走はハープスターに子ども扱いされており、今回はよほどうまく立ち回らないと逆転は難しいかもしれない。
リラヴァティは勝てるイメージこそ湧かないものの、複穴としては意識しておきたい。チューリップ賞は馬券という観点だと勝ち馬より2,3着馬のほうに価値があることが多い。
今回チューリップ賞組は、1〜3着馬のほかに
シャイニーガールだけ。前走が負けすぎだが、オープン勝ちのある馬は可能性が全くないというわけではないので、3連単の3着候補くらいには考えてもいい。
別路線組は阪神JFの結果をもとに考えたい。当時3着の
フォーエバーモアはクイーンC勝ちのあと使わずにきたのが正解だと思う。気性が心配な血統だが、一度西下をこなしている点はプラス。
当時5着の
マーブルカテドラルはここまで掲示板を外していない安定味があるが、前走のアネモネS4着はいただけない。ただでさえ本番に繋がらないレースで馬券の対象外にまでなったのは痛い。
他にも
ホウライアキコと
レーヴデトワールは前走着順が、
モズハツコイはぶっつけであることがマイナス。
ニホンピロアンバーはフィリーズレビュー2着だが阪神JFのほうが負けすぎだ。
フィリーズレビューといえば
ベルカントも気になる存在だが、いかにも1400mがよいタイプだし、同馬にとっては外枠はしんどい。もともとフィリーズレビュー組の成績はあまり良くないし、そもそもハープスターから入る人はこのあたりまでは手が回りづらいだろう。