福島が合うことは必至
宝塚記念が終わり、7月に入って夏競馬シリーズが始まった。すでにスタートしている「北海道シリーズの函館→札幌」は、9月7日まで。同時に始まった「関西の中京→小倉」も、9月7日まで。
ただ、関東圏の「福島→新潟」シリーズは、9月の中山が改修中で開催されないため、なんと10月5日まで「14週間(28日)」のロングラン開催になる。がんばるしかない。
プレイズエターナルの断然人気は仕方がない。前走までオープンランクだったのは、ほかに同じ4歳の
マイネルエテルネルと、
アビリティラヴがいるだけ。ここは別定の1600万特別。ほかには4歳馬は見当たらず、イキのいい3歳馬もいない。
プレイズエターナルは、重賞を含む古馬オープンでの5戦すべて芝1200mだった。3歳時の1200mのオープン特別2戦を含め、全7戦を順に「0秒0、0秒1、0秒1,0秒3、0秒1、0秒9、0秒1」差で乗り切っている。ここまで、1分07秒台の記録が3回もある。スピード負けも、力負けもない。
母メイビーフォーエヴァー(父ザフォニック)は、1000mの仏G3の勝ち馬。祖母イージーオプション(父プリンスサボ)は、やっぱり1000mの仏G2勝ち馬。そして、母メイビーフォーエヴァーのいとこにあたるクラシックパーク(父ロベルト)は、8Fのアイリッシュ1000ギニーの勝ち馬。そういう典型的なスピード系一族にアドマイヤムーン(父エンドスウィープ)の配合で、ミスタープロスペクターの[4×4]。
同じ右回りの京都を得意とするから、平坦に近い福島が合うこと必至と思える。中位から差す形が多いから、外枠もかえって好材料だろう。関西馬ながら、横山典弘騎手とのコンビでは【2-0-2-0】。
相手筆頭は、ひと叩きしたマイネルエテルネル(父タマユズ)とするが、こちらは人気のわりには信頼性は乏しく、使いつつ本来の動きが戻ってきた
メイショウイザヨイ(父オレハマッテルゼ。1分07秒4がある)、目下のデキ上々と思える
フレイムヘイロー(父キングヘイロー)を加えた3頭を相手本線にしたい。
押さえが、
ダノンエレガント、
カハラビスティー、時計不足でも福島は合いそうなら
ラフレーズカフェとしたい。