左回りのダート短距離は大得意
進路によっては「台風11号」の影響をかなり受けそうだが、新潟まで遠征して、少々の雨や風で馬券を控えても始まらない。いつものように出動する。
ダート1200mこそベストに近いスピード型がそろって、厳しい流れ必至の組み合わせ。時計の速いダートでこそ真価発揮の6歳馬
インディーズゲーム(父インディアンチャーリー)から入る。
全4勝が左回りの東京、新潟に集中し、左回りのダート1200-1400mは通算10戦【4-2-1-3】。着外3回も、4、5、6着。ダート1400mを1分23秒6の前回の6着がただ一度の凡走に近い成績だが、6ヶ月の休み明けで、外枠からかかり気味でハイペース追走になったのが敗因。直線では先頭に並びかけそうなシーンもあり中身は悪くない。この1200mならハイペース追走から鋭く伸びる。
ここは、前走をステップに得意の左回りのダート1200mに照準が合う形になった。
昨年のこの時期に新潟ダート1200mを快勝した際は、重馬場で1分10秒1(34秒8-35秒3)。好位からまくって出ての2馬身差の完勝。あの内容で十分通用する。
左回りのダート歓迎は、おそらく血統背景にも関係する。父方は、フォルティノを3代前にもつ祖父インエクセスの代からアメリカ血統に転じ、高速ダート向き。母方も現代はアメリカ血統が濃くなり、ダートなら高速決着歓迎。祖母は、芝の京成杯AHを勝ち、ダートのエルムSも勝ったシンコウスプレンダ(父デイジュール、その父ダンチヒ)の4分の3同血の姉にあたる。雨でダートが締まるのは歓迎だろう。
まだ底を見せていない3歳牝馬
エイシンゴージャス(父イクスチェンジレートは、ダンチヒ直仔)と、同じくまだまだ強くなりそうな4歳
マルヴァーンヒルズ(父ストリートセンス)が相手本線。穴馬は57キロでも追って鋭い
ナリタシーズンか。