▲エスポワールシチーと共に制した2010年フェブラリーS(撮影:下野雄規)
――騎手人生25年、長かったですか?
「いや、短いですね。途中で怪我が多くて。怪我をする中でも、みんなが乗りたがらない馬に積極的に乗りたかったし、その中でそういう馬たちが結果出して脚光を浴びたり、いい競走馬人生をおくれればいいなと思っている中で、(僕は)落ちたりいろいろしてるんですけど。25年の中で長くは感じない。いまもやりたいこととか、競馬見てても『こうじゃないかな、ああじゃないかな』といろいろ考えるところがあるんですけど。それはずっとこれからも続くのかなって思います。だから短いといったら、短いです」
――手術のほうは全部終わったんですか?
「いちおう、はい。このままの経過でいけば、あとは金属入れてるやつを抜くとか。この怪我についての手術は終了したということです」
――10月12日に引退するのに意図はありますか?
「僕が