◆ここ数年、軽快な印象が強まっている
日曜は母の日ですね。おもしろいおふくろでして。幼い頃からいろんな思い出があります。
高校時代はお弁当でやられました。ふたつ入れ物がありひとつはご飯。片方を開けるとリンゴばかり…。
あるときはドカ弁でご飯のみ。食べていると梅干しが10個以上埋め込まれていました。
喧嘩の仕返しですよ。いまもマイペースで元気。いつもおふくろに感謝しています。
春の東京GIシリーズ。クラシック2戦を除けば3戦はいずれもマイル戦だ。
同じ舞台でも年代や性別が異なるためだろうか。色合いが違う。
当レースはここ数年、軽快な印象が強まっているように個人的に感じている。
早い段階からこの距離に的を絞る馬が増えたのではないだろうか。
対してクラシック戦線と両にらみ的に実戦を重ねてきた面々も健在。
興味深いレースである。
アヴ二ールマルシェを推す。
幼さを感じさせた2歳時。前走は成長を伝えてきたがまだ素質の高さで補っている面が多い。
皐月賞時の当欄でドゥラメンテを本命に推させていただいたときの理由のひとつ。
本格化がさきと感じる馬には充電期間がおおいにプラスになるというのが個人的な考えとしてある。
この馬も3カ月ぶりという臨戦過程が吉とでると読んでいる。実際、身体つきが素晴らしい。
筋肉に張りがあり毛づやも冴え渡る。心身ともに相当な成長が伺える。
ミュゼスルタンは完成度が高い。前走は大外を回り確かな伸び。コースが変わりさらによさがでる。
ヤングマンパワーは粗削りな部分が多く、それだけ上昇の余地がある。舞台設定も合う。
アルマワイオリは先急ぐ面がありながらしっかりと脚を伸ばしてくる。長い直線に末脚が映えそうだ。
クラリティスカイはパワーとスピードの配分がいい。逞しい胸前と首。中距離戦よりはマイル戦でより持ち味を発揮するタイプだと思う。
グァンチャーレは発馬に課題を残すが加速してからスピードが容易には落ちない。混戦になれば怖い存在だ。
マテンロウハピネスは広いコースで二枚腰を使えるよさを持つ。大外枠を引いたことで伸び伸びと立ち回ることができる。