まず最初にウオッカの3番仔・タニノアーバンシーの次走について。8月29日、小倉芝2000m戦の予定で調整されています。鞍上は川田騎手です。
さて!先週の新潟競馬でウインミレーユが勝ちましたね。血統的にも評判の高い馬たちが揃った一戦でしたが、その中でも実に強い内容でしたね。スタートもよかったし、しっかりと抜け出して後続に4馬身差の完勝でした。
これには梅田智師もめっちゃ喜んでいました。
「ノーステッキだったね。最後、追っていたらもっと離していただろうけど。新馬だし、あれでいい」
先週、ご紹介したとおり、ほんとよく食べる食べる。レースが終ってもまったくカイバがあがる様子もないそうですよ。
小柄ですが、走るための筋肉はしっかりついています。ただ、そうとはいえ、まだまだ余裕のある体つき。とくにお腹まわりがかなりポッコリしていますね。
次走は新潟2歳Sとのことですが、そのあたりは解消するかなぁ?どうでしょう??
この色気より食い気のウインミレーユ嬢をみていると、2歳時のハープスターを思い出します。ハープスターも新潟2歳Sのころは暇さえあれば食べていて、新潟2歳S時にいたっては与えられたカイバじゃ足りなくて寝藁まで食べてしまって。お腹をぽっこりさせたまま、出走。でも、皆さんご存知のとおり、あっさりと勝利をものにしました。
松田博師は今でもときどき、その話をします。
「レース前は食べすぎでお腹がぽっこり出ていて大丈夫かな?と思ったけど、走り終わったらスッキリしていたよ(笑)」
ウインミレーユ嬢もそのくらいの大物かもしれませんね。
このコラムでご紹介したお馬さんが勝つのはいつも嬉しいものですが、中でも新馬戦の勝利は格別です。取材していても、宝石の原石を捜しているようなかんじでしょうか。また、次のお宝馬を探しにいかなくてはですね。
梅田智厩舎といえば、桜花賞馬レッツゴードンキの動向が気になりますね。予定どおり、函館競馬場に入厩しております。しばらく函館に滞在し、栗東へ移動。当初の目論見どおり、ローズSから始動します。