◆内枠もプラス
移動中、例えば電車のなかにいるとしますよね。かつてはそのときにぼんやりすることで脳がリラックスできていたらしいです。
いまは携帯電話に触れている人が多いのでずっとオンの状態が続いているような感じなのだとか。
便利な時代。それだけにちょっとした時間を心身の休息にあてがう必要があるのかもしれません。
格より出来。そして牝馬が強い。
夏になれば当然のように耳にするフレーズ。確かにそう感じることはある。
理由は数多く存在するのだろう。
屈強な牡馬陣が休養に入っていること。また人間でも体重の軽い人、小柄な人のほうが総じて暑さに強いように感じる。
牝馬がより力を発揮しやすい土台がお日様が頑張る盛夏につくられているのかもしれない。
カフェブリリアントを推す。
レース間隔を十分にあけながら確かな成長ぶりを見せつけている。
脚質の幅が広がったことが大きい。前々で戦える利が今回は存分に生きるのではないか。薄手の牝馬で体調に陰りはない。内枠もプラスに働きそうだ。
マジェスティハーツは昨年、2番人気の支持を受けた。
位置を獲りに行ったことで失速。今年は末脚勝負に徹するのではないか。左回りに変わる点もいい。
アルバタックスは折り合いに専念した前走でしっかりと伸びた。マイル仕様に心身が固まりチャンスはある。
エキストラエンドは身体の張りがいい。発馬を決めて流れに乗ればしぶとさを生かせる。
スマートオリオンは行きっぷりがいいうえ最後まで実にしぶとい。地力強化が目覚ましくいかに直線が平坦のスピード勝負に対応できるかに尽きる。
ヤングマンパワーは粗削りな状態で春競馬で奮闘。心身のバランスがよりとれてきたいまなら年長馬相手でも互角にやれるように思う。追い込み型でも馬群を苦にしない強さを持つ。
レッドアリオンは発馬が安定して自在性がでている。例年は休養に入っている季節。その点がどうでるかだろう。