エキストラエンドは朝一番の栗東坂路を単走。テンこそゆったりと入ったが、ラスト2Fからペースアップ。鋭くしまいを伸ばして4F53秒0-37秒5-12秒1をマークした。「時計は予定していたよりも少し速くなったけど、反応が良過ぎるぐらいだったので(問題はない)」と吉岡助手は合格点を与えた。
前走の
安田記念では9着に敗れたが、マイル重賞では崩れるシーンが少ないタイプだ。前走後は宮城県の山元トレセンへ放牧に出されてリフレッシュされた。「レースでも前向きさが出てきたと思う。GIIIのマイル戦なら十分に通用する」と昨年の
京都金杯以来の重賞Vに自信をのぞかせていた。
アルマディヴァンは美浦坂路の2本目にラスト重点で4F56秒9-39秒9-12秒3を記録。外ラチ沿いを真っすぐに駆け上がった。「予定通り。間隔は詰まっているが、前走(
中京記念=13番人気2着)より雰囲気がいい」と高橋文師。「どこかでためがほしい。展開がはまれば」と差し馬に有利な流れを希望した。
提供:デイリースポーツ