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小回りの川崎なら雪辱のチャンス/川崎記念

  • 2016年01月26日(火) 18時00分


◆川崎記念は器用さも要求される重賞

 過去10年間における1番人気馬の成績は「8・2・0・0」と絶対的な信頼があり、コーナーを6回まわるせいか器用さも要求される重賞といえる。

 過去2年連続優勝のホッコータルマエの中心は揺るがないものの、東京大賞典を制覇したサウンドトゥルーの逆転も考えられ、穴馬としてはカゼノコ・マイネルバイカ・パッションダンスのJRA勢と金沢のグルームアイランドにも注目。

 ◎ホッコータルマエの東京大賞典2着は逃げ馬を意識し過ぎたためで、小回りの川崎コースなら雪辱のチャンスだ。

 ○サウンドトゥルーの近走は追い込み一手ではなく、早めの仕掛けが可能になり、乗り慣れた大野が川崎での重賞制覇に賭ける。

 ▲カゼノコは追い込みタイプだけに1キロの斤量減は好材料だし、追い切りの動きも良くなり、2強に一泡吹かせる可能性が出てきた。

 ×マイネルバイカは2100m→2000mと連勝しての挑戦になるが、川崎コース向きの先行力で優勝のチャンスをうかがう。

 注グルームアイランドは3戦無敗の川崎巧者だけに57キロでも警戒したい。

 △パッションダンスはダート初挑戦だが、デムーロの手綱で軽視は禁物。

◎12ホッコータルマエ
○01サウンドトゥルー
▲04カゼノコ
×07マイネルバイカ
注10グルームアイランド
△13パッションダンス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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