▲桜花賞3着馬アットザシーサイドで挑むオークスを語る
桜花賞、想定外だったメジャーの位置取り
5月も半ばに差しかかり、いよいよ春競馬のクライマックスが近づいてきた。今週はオークス。引き続き、アットザシーサイドとのコンビで、3歳牝馬の頂点を目指す。
桜花賞は、勝ったジュエラーからコンマ3秒差の3着。正直、戦前のシミュレーションでは、メジャーエンブレムの死角を見つけることが難しかった。
メジャーエンブレムはスタートもいいし、強力な同型(先行馬)も不在。位置取りは、逃げるか番手か、あるいは1、2頭行かせて3番手あたりか。実績のない先行馬が多いから、自分の馬を含めた差し馬は、それらをさばいていかなければならない。おそらく、メジャーエンブレムは、自分たちがさばいているうちに抜け出してしまうだろう。アットザシーサイドはスタートは悪くないが、二の脚はあまり速くはない。だから、勝つためには、いかに無理を最小限に抑えてスピードに乗せ、いい位置を取れるか。 というのが、自分に課したテーマだった。