大わらわ、やはり新種馬券におどらされていました。異口同音、口をついて出る言葉は馬単や3連複さえ当たらないのに、3連単なんて無理じゃないですか。
しかし、レースを前にしての期待感はこれまでにないものでした。馬券の魅力が高配当であることはゆるぎないところ。どんなに困難であっても、それにチャレンジする精神は萎えることはありません。
例えば、G1戦の中でも、いつも手の届きそうなところにあるレース、有馬記念とか日本ダービーなら、3連単をやってみる手は大いにありそうです。これは、かなりの確信を持って言えそうです。
それと言うのも、この2つの代表的なレースにはフロックが少ないからです。予備戦をいくつも重ねた末に出走するのですから、他の一般レースとは異なり、それなりの力の評価がなされているからです。
それに、少なくともこの2つのレースは、自分なりに応援する馬が決まっています。勝ってほしいという願望がはっきりしていて、その可能性を、事前に予測して対処する習慣がついているので、買い方で迷うことが少ないとも言えます。
この秋、キングカメハメハを応援すると決めたとします。年内に4回は出走するでしょう。この馬を中心にその4つのレースを見ていれば、その周辺にいる馬も見えて来ます。
1回1回迷うことなく、ひたすらカメハメハの勝利を信ずることで、3連単の買い方はぐっと楽になるでしょう。次に、秋の初戦から、当初願ったとおりでいいのかどうか、少々のことなら可能性の方に賭けるという強い姿勢ですね。競馬のことですから、必ずしも全てが順当ということもないでしょう。これだけの馬ですから、とにかく信じる強い気持ちが求められます。3連単は、このように一定のスタンスを持って立ち向かえば、的中の快感を得ることが出来ると今は思っています。