▲自身17回目の挑戦となるダービー、レインボーラインで挑む手応えとは
リオンディーズ陣営の対策、ライバルとして興味深い
サトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキ ──今年の3歳牡馬路線はこの3強だと思っていたが、皐月賞は少々意外な結末となった。
勝ったのはディーマジェスティ。共同通信杯の勝ち馬であり、もちろん能力が高いことはわかっていたが、それまでのレースぶりや体つきなどから、春の時点では完成度で劣ると思っていた。それがあの勝ちっぷり。確かに展開が向いたこともあるが、周りが思っていた以上に強い馬だったということだろう。
かくして4強の構図で迎えるダービー。自分はNHKマイルC3着のレインボーラインで挑む。
▲前走NHKマイルCは12番人気で3着、縁のある血統だけに思いもひとしお(写真はアーリントンC優勝時)
NHKマイルCでは12番人気の低評価だったが、依頼を受けた時点では、十分に勝ち負けできると思っていた。が、その後にメジャーエンブレムとロードクエストが参戦を表明。一気にハードルが高くなったわけで、結果はご存じの通り。外枠から積極的にポジションを取りにいき、自分としてはベストな騎乗ができたつもりだが、あの2頭はやはり強かった。