▲テーマはいよいよ“騎乗論”へ。福永騎手が気になっていたポイントをぶつけます
モレイラ騎手との対談、第3回目。いよいよ騎手対談の一番の見どころ、“騎乗論”へと入っていきます。日本の競馬ファンを技術と成績で魅了したモレイラ騎手は、感覚派なのか計算タイプなのかから始まり、騎乗スタイルの話へ。福永騎手が「ジョーの馬の抑え方は独特」と語るスタイル。そのパワーを生み出す肉の付き方に、福永騎手もびっくり。
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モレイラ騎手対談の第1話目を無料公開中!トラックの特徴をつかむのがものすごく早い
福永 感覚的に本能で乗るジョッキーや、すごく緻密に計算をして乗るジョッキーなど、世界中にはいろいろなタイプのジョッキーがいるけど、ジョーは自分でどういうタイプだと思う?
モレイラ ケースバイケースですが、どちらかといえば、フィーリングで乗るタイプだと思います。
福永 やっぱりね。シンガポールも香港も日本もそうだけど、ジョーは新しいところで乗り始めてすぐに結果を出す。去年、札幌で一緒に乗ったときに思ったのが、トラックの特徴をつかむのがものすごく早いなということ。競馬場ごとの勝ち方の特徴をパッとつかむというかね。それは感覚的につかむのか、それとも事前にリサーチをしてくるのか、どっちなのかなと思って。
モレイラ 質問に答える前に福永さんにお聞きしたいんですが、札幌競馬場は難しい競馬場だと思いますか?
福永 ん〜、難しいというか、小回りだけに距離ごとにコツがある。ある意味、勝つために取らなければいけないポジションがハッキリしているんだけど、