佐賀のサマーチャンピオンに続く2連勝を目指して東上した小牧騎手&グレイスフルリープ。2枠2番を引き当て、3番人気に支持されましたが…。(撮影:武田 明彦)
レースの約1時間前、ジョッキールームから登場した小牧騎手を直撃!
ステッキがなくなるという痛恨のハプニング! 結局この日は、戸崎さんにステッキをお借りしたようです。
パドックでの小牧騎手&グレイスフルリープ。シーンと静まるなか、「小牧さん、頑張ってください!」と唯一の声援が。声援を送った男性は、「チラッと見てくれたかも…」と大喜び。(撮影:武田 明彦)
この日のグレイスフルリープは、前走比プラス1キロの537キロ。出走馬中、一番の大型馬で、返し馬でもその馬っぷりの良さは際立っていました。(撮影:武田 明彦)
レースはなんと、グレイスフルリープがまさかの出遅れ! 中団の外目で馬の気を削がないようにじっくり運んだ小牧騎手でしたが、直線は伸び切れずに7着に終わりました。(撮影:武田 明彦)
引き上げてきた小牧騎手。砂を被らないように慎重に運んだものの、ご覧の通り、泥だらけ。(撮影:武田 明彦)
検量室前の小牧騎手。「トモを落として出てしまった。今日はゲートに尽きる」とポツリ。
レース後、ジョッキールームに戻るあいだにファンに囲まれる小牧騎手。サインを求めるファンの数は、間違いなくこの日一番! 集まったファンに「18分の電車、間に合うと思う?」とか聞いちゃうのが小牧クオリティ(笑)。続々と集まってくるファンを前に、「ゴメン! あと2枚!」と叫びながら、ギリギリまで対応していた小牧騎手なのでした。
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。