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仲良しの川須騎手の披露宴で爆笑の乾杯スピーチ!

  • 2016年10月11日(火) 18時01分
小牧太

今回は小牧騎手が乾杯の音頭を取ったという川須騎手の披露宴についてです


ヒットザターゲットで挑んだ京都大賞典は5着。とはいえ、「久々にいい手応えやった。まだまだやれそうやね」と、小牧騎手は好感触。こちらは機会を改めて、さらに深い回顧をお届けする予定です。さて今週は、小牧騎手が乾杯の音頭を取ったという川須騎手の披露宴について、マル秘エピソードを披露。最後には、小牧騎手自身の結婚式の思い出話に突入し…!?
(取材・文/不破由妃子)


最初から最後まで、和気あいあいとした披露宴やったね

──今回は、ちょっと競馬の話から離れまして、川須くんの披露宴のエピソードを伺おうかなと。小牧さんは、乾杯の音頭を取られたそうですね。

小牧 そうそうそう。川須とは仲がいいからね。奥さんとも一緒にご飯食べたことあるし。

──そうなんですね。乾杯前の小牧さんのスピーチがニュースになっていましたが。

小牧 ああ、あれね(笑)。みんな早く飲みたいやろうから、なにも言わんとこうかなと思ったんやけど、行きのタクシーのなかでスポニチの菱田さんから「そこはやっぱり小牧さんらしいコメントを言ったほうがいいんちゃう?」って言われてね。じゃあ、チョロっとなんか言おうかっていうことになって。

──もしかして、タクシーのなかで考えた?

小牧 うん。「これでどう?」「うん、いいかもしれん」みたいな感じで(笑)。

──それが、「ジョッキーとして豊くんのように記録を目指すか、僕のようにダラダラ乗るか」というスピーチだったわけですね。その後に続いた言葉が気になっていたんですが。

小牧 「それもいいですよ」って。でも普通、一番最初に新郎新婦とご両家のみなさんに「本日はおめでとうございます」って言うでしょ? 僕ね、それをすっかり忘れていて。「それもいいですよ」って言ったあとに、「あ、本日はおめでとうございます。乾杯!」みたいな(笑)。最初から最後まで、和気あいあいとした披露宴やったね。

──たくさんのジョッキーの方が参列されていたとのことですが、どんな余興がありましたか?

小牧 あのね、あれあれ…えーっと…。

──もしかして、『PERFECT HUMAN』?

小牧 そう! それそれ。康太とか水口とか中井とか、若い子たち6、7人で一生懸命踊ってましたわ。最後には川須も混じってね。それより面白かったのは、川須の最後の挨拶なんやけど。

──えッ?! 川須くん、何かヤラかしましたか?

小牧 いや、下を向いまま、ずーっと喋らへんねん。そういう場面だから、会場中がシーンとなったまま、けっこうな時間が経ってね。僕は感極まって声が出えへんのかなと思って見てたんやけど、なんのこっちゃない、セリフを忘れてるだけやった(笑)。慌てて紙を出して読んどったけど、それなら最初から出しておけって。みんな笑って、一気に場が和んだわ。

──川須くん……目に浮かびます(笑)。披露宴のあとは、当然、二次会、三次会と繰り出されて。

小牧 僕は、豊くんや菱田さんと個人的にね。まぁ、いつものごとく、よう飲んだわ(笑)。先斗町にね、タコ焼きバーがあるんですわ。むっちゃオシャレな感じのバーで、ワインでも何でも豊富に揃っているんやけど、フードはタコ焼きがメインで。それ以外にも、鉄板焼き系のメニューは何でもあるんやけど、とにかくタコ焼きがめっちゃ美味しいんですわ。すごくいいお店。オススメです。あ〜、思い出したら唾がたまってきた(苦笑)。

──それは行ってみたい! まぁ、とにかく昼間から飲みっぱなしの一日だったわけですね。

小牧 さすがに披露宴ではセーブしてたけどね。そのあと、たこ焼きバーを含め、3軒くらい行ったかな…。最後はもちろん、覚えてない(笑)。

──もはや聞くまでもなく(笑)。ちなみに、小牧さんご自身の結婚式の思い出は?

小牧 僕ね、玉姫殿で結婚式をしたんですわ。玉姫殿、知らん?

──ん〜、聞いたことがあるような、ないような。

小牧 今は名前が変わっている会場がほとんどやけど、当時は全国にあった有名な結婚式場で、結婚式といえば玉姫殿やったんやで。玉姫殿のセレモニーで有名だったのがゴンドラ。僕、乗りましたわ(笑)。昔からゴンドラだけは乗りたくないなぁと思ってたんやけど、なんや流れで乗ってしまった(苦笑)。

── ゴンドラ! 芸能人の結婚式で見たことがあります(笑)。確か結婚式では、曾和先生が号泣されたとか。

小牧 そうそう。でも、それ以上に僕が号泣(笑)。最後の挨拶で、曾和先生に「ありがとうございました」って言うたんやけど、今思い出しても大泣きやったわ。そのときにふと曾和先生を見たら、先生も泣いていて…。そのシーンが一番印象に残ってるね。
小牧太

ふと曾和先生を見たら、先生も泣いていて…。そのシーンが一番印象に残ってるね

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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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