▲菊2着・レインボーラインの可能性と、セントウルSで逃げの戦術を取った理由を告白
菊花賞のポイントは向正面
先週の菊花賞では、またしてもレインボーラインが頑張ってくれた。
最終的に9番人気という評価だったが、返し馬でのクッションの利いた走りにいつにない躍動感を感じ、内心「これは十分上位に食い込めるチャンスがあるな」と、大きな期待を胸にゲートに着いた。
最近、スタートにやや不安がある馬なので、その後の展開は「好スタートを切った場合」と「半馬身程度、遅れた場合」の2パターンを想定。前者であれば、「サトノダイヤモンドより前に付け、機を見て内に潜り込む」、後者なら「スタート後、すぐに内に進路を取り、サトノかディーマジェスティの後ろに付ける」という展開を描いていた。
普通にスタートを切ると、馬が横並びになっているため、しばらくは枠なりに進まざるを得ないが、少し遅らせることで、すぐに内に切り込めるメリットが生まれる。結果的に後者となり、ディーマジェスティとレッドエルディストの後ろを確保することができた。
このレースのポイントとなったのは