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キタサンブラック、絶好枠の裏で…/トレセン発秘話

  • 2016年12月23日(金) 19時00分


◆うどん屋のオヤジの結論は

 一昨日行われた有馬記念の枠番抽選でまたしても絶好枠の(1)枠1番を引き当てたキタサンブラック。今朝の栗東トレセンでも話題の中心はこれだった。

「これはもうキタサンが勝つ流れやな」とか「やっぱりサブちゃんは持っているな」とか…。中には「この枠を引くのは初めから決まっていたんちゃうか」と口の悪いことを言う人間もいたほど。

 しかし、好枠ゲットでキタサンのV確率が確実に上がった今の状況で「今回のキタサンは負けるかもしれんで」と言い放つ男が現れた。そう、毎年、有馬記念の有名人(坂路地方のみ)予想をしてもらっている坂路うどん屋のオヤジである。

 その根拠が「キタサンは中山で2回3着に負けとるやろ」。思わずずっこけそうな解析だが「中山で2勝しとる? それでもGIで2回も負けとるのは引っかかるで。俺はブエナビスタをいらんと言った人間や。あの時もしっかり当たったやろ」。

 確かに2011年の有馬記念で2番人気のブエナを消して見事に正解(7着)を導き出した人間。バカにすると痛い目に遭うかもしれない。

「先週のGI(朝日杯FS)を見ても勝ったのはフランケルじゃなくてディープ(インパクト)やった。やっぱ、一番信頼できるのはディープや。ブラックタイドちゃうで」

 オヤジの結論はサトノダイヤモンド。ズバリ当たった時には…久々に大盛りうどんを頼むかもしれない。(栗東の坂路野郎・高岡功)

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