▲今週のテーマは『今年の3歳馬』について、クラシック戦線を見据えての思いを語ります
日曜日の乗り替わり、ご迷惑ご心配をおかけし申し訳ありませんでした
先週の日曜日は、インフルエンザですべて乗り替わりに。楽しみにしていた馬も多かっただけに本当に残念だったが、ほかのジョッキーや関係者にうつすと大変なことになるので休ませてもらった。この場を借りて、関係者の皆さん、ファンの皆さん、ご迷惑、ご心配をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。
現在は、一日も早い回復を願い、自宅で安静に努めている。当然だが、家族にうつすわけにはいかないため、完全隔離状態。正直、ちょっと寂しいが(笑)、もう数日の辛抱だろう。
今週のテーマは、今年の3歳馬について。牡馬クラシック路線には、京都2歳Sを勝ったカデナで挑むことになった。最初に騎乗した百日草特別は、直線で自分がうまく誘導できず、少々狭くなるシーンがあったが、それでも最速の上がりを繰り出し、勝ち馬とはわずかコンマ1秒差。勝ったアドマイヤミヤビは、牝馬のなかでも相当強いと思っていた馬だけに、次走の京都2歳Sは十分にチャンスがあると思っていた。
▲京都2歳S優勝時のカデナ、中竹和也厩舎所属で馬主は前田幸治氏 (C)netkeiba.com
その京都2歳Sは、前走に続いて後方からの競馬。直線で外に出してゴーサインを出すと瞬時に反応し、期待通りのキレ味を発揮してくれた。レース後、「クラシックを賑わせてくれる馬」とコメントしたが、リップサービスでも何でもなく、それだけの素質を十分に感じさせた一戦だった。