
ひょんなことから、小牧騎手の黒歴史が明らかに!?
先週の開催では、6番人気、4番人気、5番人気で3勝をマークしたのち、最後には12番人気馬で大穴一発! いやはや、小牧騎手のファンにとっては、たまらない週末だったのではないでしょうか。レース回顧は来週じっくりお届けするとして、今回は、ここで質問を取り上げたファンからの“お礼のメッセージ”や“報告”をきっかけに太論を展開。ひょんなことから、小牧騎手の黒歴史が明らかに!?
(取材・文/不破由妃子)
最近のイチ押しグルメは“ふぐしゃぶ”!
──これまでバリエーションに富んだ質問を本当にたくさん紹介してきましたが、今回も“お礼のメッセージ”や“報告”を含め、ファンの声がたくさん届いています。まずは、『ドラマを観て涙するなど、感受性豊かな小牧騎手。仕事でもプライベートでもいいのですが、最近感動したことはありますか?』という質問です。
小牧 ん〜、そうやなぁ。急に言われてもなかなか出てこうへんけど……あ、この前、京都駅の近くの韓国料理屋さんで食べたチヂミがものすごく美味しくて、「今までこんなに美味しいチヂミは食べたことがない!」というくらい感動したわ。普通、チヂミといったら、ペターッとした印象でしょ? でもそこのお店のチヂミはふっくらしていて、普通のとは違うんですわ。それを特製のタレで食べるんやけど、感動的な美味しさやった。店の名前は……忘れてしまったわ(苦笑)。
──美味しいものを食べて感動できるって幸せですよね。そういえば、小牧さんが以前ここで紹介した大橋ラーメンに実際に行かれたファンがいて、その報告のメッセージが来ていました。『小牧騎手が紹介していた西脇の「大橋ラーメン」に年越しラーメンを食べに行ってきました。小牧騎手オススメの麺がなかなか良かったです。以前、福島のうどん屋さんにも行きました。さらなるオススメの店があればお願いします』とのことです。
小牧 最近よく行くのは、京都駅の近くに新しくできた『玄品ふぐ』というふぐ料理のお店で、1階では串カツを、2階と3階ではふぐと蟹の鍋料理が食べられるお店やねん。金杯の帰りに初めて(鮫島)良太と行ったんやけど、そこで初めて“ふぐしゃぶ”を食べて。これがまた絶品やったわ。
──それはもう間違いないですね。
小牧 うん、本当に美味しかった。「あ、今度からはこれやな」と思って、それ以来よう行ってますわ。
──『玄品ふぐ』は確か、全国展開しているチェーン店ですよね。
小牧 そうそう。ふぐ料理といったら高級なお店はなんぼでもあるけど、そこは普通に安くて旨い。ふぐしゃぶは本当にオススメです。
──もうひとつ、ファンからの報告が。食べ物の話のあとに恐縮ですが(苦笑)、少し前に“便通”についての質問があったのを覚えていますか?
小牧 ああ、ゴボウを食べなさいって答えたやつやろ?
──そうです。その方からもお礼のメッセージが届いていまして、『先日は便通の質問を取り上げていただき、ありがとうございました。翌日、家族や友人に自慢したのですが、全員から『お前、小牧さんに何ていう質問してるんだ!』と呆れられてしまいました。それにしても、小牧さんにお答えいただけるなんて夢のようでした』と。「夢のようだ」なんて言ってもらえると、なんだか嬉しいですよね。
小牧 ホンマやね。大したこと言ってないのにねぇ(笑)。僕は生まれてこの方、便秘になったことがないからなぁ。汚い話で申し訳ないけど、僕ね、赤ちゃんのとき、銭湯に行ったら必ず粗相をしていたみたいで…。親が往生したらしいわ。この前、母親に会ったときも、またその話を蒸し返された(苦笑)。
──私もしょっちゅうスーパー銭湯に行っていますが、たまーにそういう“迷惑な赤ちゃん”に遭遇します…。
小牧 今さらながら申し訳ない(笑)。じいちゃんの家に行ったときもそうやったみたいで、「太はいっつも風呂のなかで…」って後々までよう言われたわ。
──こんな話を書いたら、スーパー銭湯で警戒されますよ。
小牧 いやいや、赤ちゃんのときの話やで!
──わかってます(笑)。
小牧 じゃあ一応、「銭湯に小牧がいたら気を付けろ」って書いといてや(笑)。
──承知しました(笑)。では最後に、競馬にまつわる質問を。「芝のレースで小牧ジョッキーが乗ると、先行するはずの馬が先行しないケースが多いように思います。それはあえてなのでしょうか?」という質問です。
小牧 ん〜、先行タイプの馬は、ある程度は前に行ってると思うんやけど…。あ、でも、ちょっと力が足りないかなぁと思う馬は、芝ではあえてじっくり行くこともあるね。近走で前に行って大きく負けているような馬はとくに、じっくり乗って前走以上の結果を狙いたいから。
──新味を引き出す意味もあるわけですね。
小牧 そうやね。惨敗したレースと同じ競馬をしていても仕方がないやん。だったら、違う競馬をして、ひとつでも上を狙うほうを僕は選ぶね。

違う競馬をして、ひとつでも上を狙うほうを僕は選ぶね