
アルアイン=撮影:下野雄規
今年の皐月賞を制したアルアイン。9番人気での勝利、松山弘平騎手の中央GI初制覇など様々な話題がありましたが、そのうちの一つがアルアインに一口馬主として出資していた元中日の山本昌投手の姿。そんな山本昌さんにクラシックを制した愛馬の出資の決め手、ダービーへの意気込み、さらには野球選手の競馬事情や馬券術など、気になる“色々”について答えてもらいました!(取材・構成:編集部)池江調教師からは『こっちに入りなさい』
――愛馬アルアインの皐月賞制覇、おめでとうございます。表彰式でも非常に喜ばれている様子が話題になりましたが、レース自体はラジオの放送席でご覧になっていたそうですね。最後の直線やゴール直後はどのようなお気持ちだったのでしょうか?
山本昌 直線、坂を登る時に勝てると思いました。野球を辞めてからもこんなに嬉しいことがあるなんて、びっくりしました。
――口取りでの笑顔も印象的でした。その場では池江調教師や松山騎手とは何かお話をされたのでしょうか?
山本昌 池江調教師には『こっちに入りなさい』と言って頂きました。松山騎手には『やったね。ありがとう』と伝えました。
――アルアインへの出資にあたって、何か決め手のようなものはあったのでしょうか?
山本昌 ビデオやDVDを見て決めました。血統はもちろん、特にビデオの画で歩様などをよく見て決めました。
――ちなみにアルアインに限らず、出資を検討する際に「ここを見る!」のようなポイントはあるのでしょうか?
山本昌 トモやおしり、歩きや調教の動画や写真、レポートなどを見ていますね。
――今年の2歳馬では出資している馬はいるのでしょうか?
山本昌 ディープインパクト産駒の