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【古谷剛彦のクラブライフ】縁を感じて出資したい母モーディッシュの1歳馬

  • 2017年07月03日(月) 18時00分


馬を通じて色んな方とコミュニケーション


 7月1、2日の函館競馬場には、インティライミとアロンダイトが来場しました。正門をくぐってすぐ右手にある「ふれあいパドック」でお披露目され、多くのファンに見守られていました。インティライミはサンデーレーシング、アロンダイトはキャロットクラブで活躍したクラブ所属馬。現在はノーザンホースパークにいますが、このような形で元気な姿を競馬場でお披露目する機会があったことは、もし会員の立場だとすれば嬉しい限りだと思います。

インティライミはサンデーレーシングで活躍したクラブ所属馬


アロンダイトはキャロットクラブで活躍したクラブ所属馬


 さて、春のGIが終盤を迎える頃から、各クラブが募集馬ツアーを行います。6月は社台グループとビッグレッドグループが実施しましたが、私は24日にビッグレッドグループのツアーに参加しました。

 ラフィアン募集馬の中に、地方競馬でタフに活躍したトウホクビジンの子供(牝、父アイルハヴアナザー)がいました。トウホクビジンは、岩手と笠松に在籍し、実働6年半で重賞5勝を含む13勝を挙げました。現役を引退後はビッグレッドファームで繁殖生活を送り、この1歳馬が初仔になります。トウホクビジンは捌きが硬い印象がありましたが、タフに走っていた影響もあった様子で、アイルハヴアナザーと配合したことも含め、柔軟な歩きを見せる、イメージと違った産駒に感じました。

 そして、ウインで募集に出ていた母コスモチェーロ(牝、父オルフェーヴル)は、2014年ラジオNIKKEI賞を勝ったウインマーレライや、昨年のセレクト1歳セッションの取引馬でキャロットクラブでの募集だったイペルラーニオなどの半妹で、馬体の良さが目を引きました。実際、ツアー直後に満口になっています。

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