▲7月15日に中央では史上8人目となる通算2000勝を達成!
応援してくれている人たちの愛を感じることができた
96年3月にデビューして、21年4カ月。7月15日・中京8R(3歳500万下・キセキ)で、勝ち星を2000勝の大台に乗せることができた。
ゴールの瞬間、そしてその後のウィナーズサークルでは、自分が思いもしなかった万雷の拍手で迎えていただき、改めて応援してくれている人たちの愛を感じることができた。
この場を借りて、本当にありがとうございました。
翌日曜日の夜は、お祝いがてら家族3人で食事に行くことに。「焼肉を食べに行く」という話だったのに、妻も娘も妙に小奇麗な格好をしていて、「なんかヘンだな…」とは思っていたのだが…。店に入った瞬間、「祐一さん、2000勝おめでとうございます!」という大勢の声が。自分が知らないあいだに、サプライズパーティーが企画されていたのだ。
本当に驚いたし、まるで自分のことのように喜んでくれているみんなを目の当たりにし、このたくさんの笑顔こそ、自分が今、この仕事を続けている大きな要因のひとつだと感じた。それは、拍手で迎えてくれたファンも同じだ。自己満足のためだけでは、きっとここまで続けてこられなかったと思う。自分と同じように、時に自分以上に喜んでくれる人々の存在が、“ジョッキー・福永祐一”の大きなモチベーションになっていることに改めて気づいた週末だった。
▲秘密裏に準備が進められていたサプライズパーティーに感動
▲福永騎手の似顔絵が描かれたケーキの用意も
そのサプライズパーティーには、ビデオメッセージも届けられていて、その最後に登場したのが