◆前走条件戦組から意外な馬が出てきにくい ついこの間できたばかりと思っていたレパードSも、8回終了し今回が第9回となる。
このレースの傾向としていちばん大事なのは1番人気が強いということ。過去8回[5-1-2-0]。「1番人気馬を買いましょう」で話を終わりにしてもよいくらいだ。
ちなみに、同じ09-16年の8年間に、1番人気がすべて馬券に絡んだ重賞としては、他にスプリングS[3-3-2-0]がある。神戸新聞杯は1頭以外が連対の[5-2-0-1]。こうしてみると世代限定重賞の一部は、能力差の大きい馬が集まることで人気馬が有利になっているのかもしれない。
1番人気馬だけでなく、全体に荒れにくい理由として挙げられるのが、前走条件戦組から意外な馬が出てきにくいことだ。今回どこまでが出走ラインになるか分からないが、ここまで前走500万条件組は[0-1-0-20]。1000万条件組は勝ってきた馬が[2-3-2-7]で負けてきた組は[0-1-1-23]。1頭ずついる2,3着馬は前走2,3着だった馬で、要するに1000万条件で4着以下だった馬は全く絡んでいない。
前走1000万条件1着だった馬を前走人気で分けると、そのうち前走1番人気だった馬が[2-0-2-2]。どこを切り取っても常識に沿う結論しか出てこない。
今年の登録馬に1000万条件勝ちは2頭いるが、前走人気は2,3番人気。となると、こちらを軸にはしづらいので、オープン組の人気馬から入ってこのあたりをヒモに入れるということになりそうだ。
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