▲ボウマン騎手、マカヴォイ騎手などトップジョッキーが集うローズヒルガーデンズ競馬場で騎乗
経験を積むなかで、失敗してしまったこともありました…
netkeibaをご覧のみなさん、こんにちは。小崎綾也です。
オーストラリアに来て1カ月半近く経ちました。レースに乗り始めてから、毎日がより早く感じます。それだけ充実した日々を過ごせているのだと思います。
3週間で念願のレース初騎乗が叶い、その後も1週間に2、3鞍ほどのペースでレースに乗せていただいています。オーストラリアでは毎日どこかで競馬が行われていて、僕が騎乗するのは、主に平日1日と土曜1日の週2日。競馬場の数自体が多いので、毎週開催される競馬場が替わり、僕は1カ月半で5カ所の競馬場を経験しました。
これは日本ではできない経験ですよね。いろいろな競馬場で乗ることができているぶん、多くの経験を積めていますし、何より毎週乗せていただけていることに感謝しています。
ここまでプロヴィンシャル(郊外)の競馬場は、初騎乗となったケンブラグランジやニューキャッスル、ホークスバリー、ゴスフォードと、4カ所を経験しました。郊外の競馬場なので、どこも車で1〜2時間以上かかるところにあります。
▲ニューキャッスル競馬場での騎乗の様子
郊外の競馬場が必ずしも小さいわけではなく、ケンブラグランジ、ニューキャッスルは1周2000m以上で直線も400m以上あります。また、ホークスバリーは2000mのスタート地点が向正面の奥にあるのですが、直線は400mありません。そしてゴスフォードは、横長の三角形の競馬場。というように、競馬場ごとに形状は様々で、自分にとって本当にいい経験になっています。