▲シュヴァルグランでJC制覇、日本のGIを初勝利したヒュー・ボウマン騎手(中)(撮影:下野雄規)
遠征も残り2週、帰国までに必ず結果を出したい
netkeibaをご覧のみなさん、こんにちは。小崎綾也です。
日本はGIシーズン真っ盛りですが、オーストラリアでもジャパンカップの注目度は高く、レースが近づくにつれ、普段の会話のなかで話題に上がることが多かったです。今年はオーストラリアのBoom Timeが参戦していたこともあり、関心が高かったのだと思います。実際に僕も、「今週ジャパンカップだよね」とか「Boom Timeいい走りできそう?」とか「ヒュー・ボウマンはチャンスありそうなの?」などなど、いろいろな人に聞かれました。
ジャパンカップが終わった週明けの月曜日も、「ジャパンカップ観たよ! ヒュー・ボウマンは素晴らしいね」など、ヒューが勝ったことでより話題になっていました。クリス・ウォーラー厩舎の主戦でもある、ヒュー・ボウマン騎手。やはりこちらでの信頼度と評価はすごく高く、オーストラリアのジョッキーについて会話をするときも、「ヒュー・ボウマンがベストジョッキーだよ」と多くの人が口にします。
オーストラリアにはヒューをはじめ、巧いジョッキーがたくさんいます。見習うことも多いですし、何よりそういう人達ともっとレースがしたいです。そのためには、今できることに全力で向き合って、吸収したことをしっかり活かさなければいけませんね。
肝心のレースですが、ここ2週間は週に1鞍ずつ。どちらも騎乗経験がある馬なので、前走の経験を活かしてレースに臨みました。